- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道森町
- 広報紙名 : 広報もりまち No.242 令和7年5月1日号
■大規模災害時における災害廃棄物等の処理の協力に関する協定 災害に強いまちづくり
有限会社茅部清掃(菊地貴博代表取締役)及び森清掃株式会社(髙田ゆかり代表取締役)と森町は、3月17日に役場で大規模災害時における災害廃棄物等の処理の協力に関する協定を締結しました。
本協定は、大規模災害発災時に発生する災害廃棄物の収集運搬及び処理等の実施について定められたもので、髙田代表取締役は「茅部清掃様と一緒に協力していきたい」と述べ、菊地代表取締役は「培った技術・ノウハウをお伝えするとともに、協力をしていきたい」と両社の心強い抱負が述べられました。
■2024年度日台会長杯争奪国際親善野球大会 北海道選抜選手として活躍
2024年度日台会長杯争奪国際親善野球大会(中学硬式野球)の北海道選抜チームの一員として出場し初優勝を飾った森中学校3年(出場時は2年)の函館港西リトルシニアに所属する山下陽太郎さんが、3月14日に岡嶋町長などを表敬訪問されました。昨年末に台湾の嘉かぎ義市で開催された同大会で活躍された山下さんは「苦戦はしたが、仲間と協力し優勝することができてよかった。選抜チームで野球ができ、自分も成長することができました」と大会を振り返り、岡嶋町長からは「海外に踏み出そうといった挑戦の機会があれば、臆することなく挑戦してほしい」とねぎらいの言葉が送られました。
■Jブルークレジット証書交付式 昔の海を取り戻す第一歩
日本製鉄(株)と森町では令和5年度から共同で磯焼けが進む前浜の藻場再生に向け、鉄鋼スラグや地域課題でもあるホタテ貝殻を活用した事業に取り組んでおり、このほどその成果として0.4トン分の二酸化炭素を吸収したことで、Jブルークレジットとして認証されました。
3月19日に東京都で行われた認証交付式では、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合の桑江理事長から「クレジット制度を活用し、各地域で民間企業等との連携を図り、取り組みを活性化させてコンブなどの母藻を絶やさないで欲しい」と熱いメッセージが伝えられました。
■令和6年度電源立地地域対策交付金事業 町道等の維持管理へ活用
町では、令和6年度電源立地地域対策交付金を活用して車載式草刈機1台を整備しました。電源立地地域対策交付金事業は水力発電設備等で生じる自然・生活環境への影響緩和事業の一環として行われており、令和6年度は車載式草刈機を購入しました。
これにより、作業の安全性が確保されるほか、従来は困難だった町道等の路肩や法面の草刈作業を、迅速かつ効率的に行うことが可能となります。
また、草刈・枝払いを可能とするアームの仕様により、一年をとおした道路維持・管理への活用が期待されます。