- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道森町
- 広報紙名 : 広報もりまち No.247 令和7年10月1日号
森町では8月29日・30日の2日間、町のこれからを考える自律協生フォーラムと、森町の今と可能性の体感をテーマとしたマルシェ「森町市場」が開催されました。
初日のフォーラムには武蔵野美術大学教授若杉氏、日本総合研究所チーフスペシャリスト井上氏、岡嶋町長に加え、町内の中学生10名が登壇。武蔵野美術大学と日本総研による森町での活動報告に続き、町内中学生たちと実施したワークショップ「もりまち百景」の成果を発表。生徒達が撮影し、タイトルをつけた森町の日常風景を紹介しながら、町長も交えての討論を行いました。会場からは、若者ならではの新鮮な視点でのコメントに、感嘆の声があがっていました。
2日目は、砂原西2丁目にある空き倉庫を会場に、1日限定のマルシェを開催。森町産の野菜や朝どれ鮮魚のほか、こだわりのお菓子やパン、コーヒー、書籍等も販売され、朝から多くの来場者でにぎわいました。森町で創作活動を行うアーティスト達の作品の展示・販売コーナーや縁日ブースも用意され、世代を問わず楽しめる内容となっていました。
森中学校の生徒達がハーバリウムペンやボトルの製作体験を提供し、砂原中学校の生徒達が野菜を題材にした研究成果の発表と穫れた野菜の販売を行うなど、中学生達も参加するマルシェとなりました。
会場では、「みんなの森町展」と題した展覧会も同時開催。町民100人が「10年後の私」をテーマに描いたスケッチを展示する「100人スケッチ」や、町内の中学2年生約100名が撮影した写真をポスターに仕立てた「もりまち百景」、それに森町の歴史や産業の概況をまとめた内容をパネルで展示。9月5日までの開催期間中、多くの来場者が訪れました。