- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道森町
- 広報紙名 : 広報もりまち No.247 令和7年10月1日号
森高校で生き生きと輝く生徒たちの活動や成長の瞬間を毎月ご紹介します。
■森高校の国際交流
森高校では、森町教育委員会等と連携し、様々な国際交流を行っています。
今回はその一部を、紹介させていただきます。
まず、7月には22日(火)~24日(木)の3日間、アメリカのシアトルから来日したウェブスター・輪島ジュリアス君が、本校生徒と一緒に学習活動に参加しました。ジュリアス君はお母さんが砂原町出身で今回、夏休みに合わせて家族で帰省したタイミングで、本校生徒と学校生活を共にすることとなりました。
HRに入った2年次生との交流が主でしたが、学校生活を通して本校生徒との絆が深まり、最終日のセレモニーでは「みんなと一緒に受けた授業は本当に楽しかった。来年もまた戻ってきたい」と別れを惜しんでいました。
本校生徒にとっても国境を越えた友情を育む良い機会となりました。
続く8月25日(月)には、森町でホームステイをしている留学生3名が来校しました。森町に来てまだ4日目ということで、森高生4名が森町の紹介をし、その後、日本の伝統的な遊びについて実演を交えて一緒に交流しました。
普段の学習ではなかなか実感することができない多言語が飛び交う空間となり、参加した生徒にとって良い刺激となりました。
いずれも本校生徒には、異文化理解や国際交流の貴重な経験となりました。
森高校では、生徒の可能性や視野を広げる一つとして、森町教育委員会等と連携しながら、今後もこのような国際交流の機会を積極的に設けていきたいと思います。
さらに、生徒たちが体験を通じて得た学びや交流の思い出を次世代へつなげていくことが、地域全体の国際感覚の醸成にもつながると考えています。