- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道奥尻町
- 広報紙名 : 広報おくしり 2025年4月号
■地域おこし協力隊(ハウスマスター) 高田茉奈
2021年9月に学生ボランティアとして奥尻島に10日間滞在したことがきっかけで、2024年の春から大学を休学して地域おこし協力隊として奥尻高校の寄宿舎「まなびじま松風寮」でハウスマスターを務めさせていただきました。
初めて来島した時、奥尻島の海の碧さと海の幸に感動し、自然と人の温かさに触れ、必ずこの島に戻って来たいと思っていました。1年前、東京の親元を離れて京都の大学に通っていましたが、久しぶりに島で知り合った友人と連絡を取り合った際に高校寮のハウスマスターを募集しているという話を聞いてすぐに大学を休学して奥尻島に行こうと決めました。あの時の自分の決断は間違っていなかった、と自分の行動力を褒めたいと思います(笑)。
島では寮生と夕食を共にしながら会話をすることが楽しく、また、高校生が将来の夢に向かって取り組む姿勢に学ぶことも多く刺激的な毎日でした。島おやさんや寮生、町民の方々との交流を通して人の温かさに触れることができました。島の一番の魅力は人だと胸を張って言えます。4月からは再び大学生活に戻りますが、今後、たくさんある奥尻島の魅力を自分なりに発信していき、第2のふるさと奥尻にこれからも関わり続けていきたいと思います。
最初に奥尻に来島する機会を与えてくださった外崎さんをはじめ、ハウスマスターとして受け入れてくださった奥尻町教育委員会の皆さま、奥尻高校の先生や寮母さん、寮生のみんな、関わってくださった全ての町民の方々に感謝いたします。
1年間大変お世話になりありがとうございました。