くらし 奥尻島民で助け合い『島のりあい』実証プロジェクト

ヤマト運輸株式会社と奥尻町は、2025年8月29日(金)から、ヤマト運輸の集配用ワゴン車両を活用した客貨混載型の公共ライドシェアの実証運行を開始します。実証をとおして、物流と旅客輸送を組み合わせた柔軟な運行体制を構築し、地域住民や観光客の移動を支える新たな交通手段として、離島特有の時間的「交通空白」の解消を目指します。

■2つの取組み
本プロジェクトでは、2つの取組を実施し、過疎地域における持続可能な移動・物流モデルの確立を目指します。
・ヤマト運輸のセールスドライバーが運転する集配用ワゴン車両において、旅客と宅配便などの貨物の同時輸送を実施し、地域の物流と移動の効率化を図ります。ヤマト運輸の奥尻営業所は予約受付・配車などの業務も行います。
・奥尻町が管理するライドシェア車両を活用し、町が確保した地域の担い手ドライバーにより、無料の公共ライドシェアサービスを提供します。(2025年10月以降開始予定)