- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道黒松内町
- 広報紙名 : 広報くろまつない No.569 令和7年10月号
■〔8/11(月)〕語り継ぐ白井川物語 白井川朗読の集い
戦後80年となる今年、「白井川の空から広がる平和の声」と題した朗読の集いが白井川地区コミュニティセンターを会場に行われ、約40名の方が来場しました。
当日は語り継ぐ白井川物語…同志の会の方々が、戦争当時の様子を描いた物語や、町内に住む方が実際に体験した戦争当時の様子などを朗読し、戦争が残した爪痕や、当時の生活の様子などを次の世代の子供達や戦争を体験していない世代の人々に語り継ぎました。
会場には「あなたの声を…平和へのメッセージボード」と題して、来場した方々の平和への考えや思いが数多く書き記されました。
■〔8/14~/15〕元プロ野球選手による指導! 日本ハムファイターズ「ベースボールキャンプ」
北海道日本ハムファイターズ主催の「ベースボールキャンプin黒松内」が開催され、本町の野球少年団2名を含む52名の球児たちが全道各地から集まりました。
2日間にわたって開催された本イベントでは、元プロ野球選手のコーチ4名から野球の技術だけでなく、全力プレーの大切さや集団生活の心得など、様々なことを学びました。
2日目に行われた試合形式の練習では、2日間共に過ごした仲間たちと声を掛け合いながら、生き生きとした表情でプレーしていました。
■〔8/27(水)〕高橋勇夫セミナー 人とアユの関係をよくする
水位上昇により、朱太川天然アユの産卵場造成事業が中止となったため、急遽予定を変更して、コミュニティホールを会場にたかはし河川生物調査事務所の高橋勇夫氏をお招きして「人とアユの関係をよくする」と題したセミナーを開催し、54名の方が参加しました。
本セミナーでは、アユの一生や全国的なアユの生息・生育状況の現状、種苗放流のリスクや高知県の奈半利川のアユを例としたダムによる生息数の減少などのお話のほか、本町でのアユ資源保全のための基本的な方針について、豊かな自然環境の保全や天然アユ資源を地域で持続的に利用するための具体的な対応とそれに関する課題についても学びました。
セミナーの後に行われた高橋氏と参加者の意見交流では、参加者からアユに関する質問や説明を聞いての感想など積極的な意見交換が行われ、人とアユのより良い関係を築くための考え方をより一層深めていました。
■〔8/28(木)〕自然と共生する未来へ 生物多様性ダイアログ
本町の豊かな生物多様性についての様々な研究を行っている富山大学の太田民久氏を招いた「生物多様性ダイアログ」をコミュニティホールで開催し13名が来場しました。
太田氏は「ダムと魚の生息地の多様性」と題し、本州の木曽川のようなダムの有る川と朱太川のようなダムの無い川とではどのように生息地の多様性や行動が異なるのかを最新の分析技術を使用して検証した結果や、そのような技術を用いて、朱太川流域の魚の生息環境をいかに保全していくのかについて解説しました。
参加者からも活発な発言があり、太田氏との対話を楽しみながら朱太川流域の生物多様性について理解を深める機会となりました。
■〔9/2(火)〕黒松内保育園に牛乳贈呈
ようてい酪農組合黒松内支部が牛乳の消費拡大運動の一環として、黒松内保育園の園児に200mlの牛乳250本を贈呈しました。
牛乳の贈呈は同組合の山下竜治支部長から代表園児5名に手渡され、園児たちは嬉しそうに牛乳を受け取っていました。
山下支部長は「町内産の生乳がたくさん使われている安全でおいしい牛乳を飲んで、健康で元気に大きく成長してほしいです。」と話してくれました。
■〔9/2(火)〕酪農畜産祭
第14回黒松内町酪農畜産祭が黒松内町家畜共進会場で開催されました。
会場内では牛のジャッジングコンテストが行われ、乳用牛の部と肉用牛の部にそれぞれ4頭が出品されました。参加者は町内で立派に育った牛の体つきなどをじっくりと見比べ、思い思いに順位を予想しました。
当日はあいにくの天候ではあったものの、出品者同士で今年の牛の様子について話しながら、牛の健康管理や農場経営に関して情報交換を行っていました。