- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道由仁町
- 広報紙名 : 広報ゆに 2025年4月号
▽安全・安心に暮らせるまちづくり
公営住宅は、お年寄りや子育て世帯などが安心して暮らせる役割を担っております。
今年度は、老朽化した公営住宅の建替えとして、由仁地区の北栄団地1棟3戸の建設を進めてまいります。
また、現在策定している「由仁町公営住宅等長寿命化計画」の計画期間が今年度で終了するため、社会情勢の変化や各団地の老朽状況を勘案し、新たな長寿命化計画を策定してまいります。
空き家は、適切に管理せず長い期間放置すると、景観を阻害するだけでなく、地域に住む皆さんの安全を脅かす脅威となる恐れがあります。空き家の所有者に対し、管理責任があることの再認識を促すため、引き続き、周知啓蒙を図ってまいります。
道路や橋梁は、日々の暮らしや経済活動などを支える重要な社会資本であり、限られた財源の中ではありますが、適切な道路環境を持続するため、緊急性や必要性を勘案し整備や修繕を進めてまいります。
今年度の道路整備については、引き続き三川本通り線の整備を進め、新規事業として岡本2号線の改修を進めてまいります。
その他の道路施設におきましても予防的な保全に努め、舗装や排水施設などの修繕や補修等を適切に行い、道路機能の向上、生活基盤の安定に努めてまいります。
また、歩道の除雪や狭くなった道路の拡幅など冬期間の安全を確保するため、老朽化した除雪ドーザ、小型ロータリ除雪車を更新いたします。
上下水道は、私たちの暮らしを支える大切なライフラインであり、将来にわたり安心して利用できるよう適切な維持管理に努めてまいります。
上水道については、「安全で安心できる水道」「強靭でしなやかな水道」「健全で効率的な事業を持続できる水道」の実現に向けて、管路の更新事業の準備を進めてまいります。
また、水道水を安定的に供給するための漏水調査を継続して実施し、漏水事故の防止に努めてまいります。
下水道については、「農業集落排水施設維持管理適正化計画」を策定し、現在の施設の状況を的確に把握するとともに適正な維持管理を行うため、計画的な施設の更新を進めてまいります。
ごみは生活を営む上で必然的に発生するものであり、一人ひとりが責任を持ち適切に処理しなければならないものでありますが、不法投棄が後を絶ちません。景観保持や環境破壊を進行させないためにも、関係機関と協力し監視を強化するなど、適正処理を推進してまいります。
昨年、高齢者などを対象に町内の足を確保するため、デマンドタクシーの運行エリアを拡大するとともに、自宅にお風呂がない方の公衆衛生を確保するため、町内の温泉施設までの送迎バスについても運行体制の見直しを行ったところであります。
本年度も引き続き、これら必要な交通手段について確保してまいります。
由仁と北広島を結ぶデマンドバスについては、2年間の試行的運行を経て、昨年10月より本格運行に移行しております。
今後も札幌圏への通勤・通学などにおける交通手段の確保に向け、継続して取り組んでまいります。
防災力の強化につきましては、台風や地震など多発化・大規模化する有事に備え、災害弱者の避難を適切に実行するための「個別避難計画」策定をさらに推進し、防災意識の向上と自助・共助・公助による取組を強化してまいります。
また、災害に備える準備としては、職員を対象とした「避難所設置訓練」を実施する予定で、引き続き、防災体制の整備、強化に努めてまいります。
災害時の活動拠点として、老朽化した第2分団川端庁舎を新築いたします。
また、消防職員の資質向上を図るとともに地域防災力の中核を担う消防団員の装備を更新し、災害対応能力の強化に努めてまいります。
令和6年度の町政執行方針で述べました「複合的拠点施設(仮称)」の整備についてでありますが、平常時は、スポーツ・文化等の場として、災害時には活動拠点や避難場所を想定し、町と民間事業者が連携して公共サービスの提供を行う仕組み(PPP…公民連携)を目指し、これまで複数の事業者と協議を行ってまいりましたが、いまだ合意には至っておりません。
このため、老朽化が著しい町立診療所の建替えについても複合的拠点施設の検討に併せまして、優先順位や建設場所なども含め、複合的拠点施設構想検討委員会(仮称)を新たに立ち上げ、一体的に検討してまいります。
■おわりに
以上、令和7年度の町政執行に対する私の基本姿勢と主要施策の概要について申し述べてまいりました。
人口減少、少子高齢化社会への対応、さらには、急激な物価上昇や自然災害への備えなど、厳しい社会情勢が続きますが、私は、「小さくてもキラリと輝くまち」の実現のため、これまでと同様に、努力を惜しまず、持てる力を出し切り、気概を持って先頭に立ってまいります。
皆さんの一層のご理解とご協力を心からお願い申し上げ、令和7年度の町政執行方針といたします。