くらし 第6期長沼町総合振興計画後期基本計画を策定しました

■point
総合振興計画とは、自治体がまちづくりを進めるにあたり最も基本とする計画です。
第6期長沼町総合振興計画は、令和3年度から10年度までの8年間の目指す姿を示した「基本構想」と、基本構想実現のための施策を示した「基本計画」から構成されています。この度、令和7年度から10年度までを計画期間とする「後期基本計画」を策定しました。

▽長沼町総合振興計画審議会から答申
「第6期長沼町総合振興計画後期基本計画」の策定にあたり、18名の委員及び3部会(福祉・産業・教育)から成る長沼町総合振興計画審議会を設置しました。
町民の皆さんからのアンケート調査結果やパブリックコメントで寄せられた意見などを踏まえて慎重に審議を重ね、3月3日、長沼町総合振興計画審議会の成田正夫会長から齋藤町長に答申書が手交されました。

▽第6期長沼町総合振興計画で掲げる目指す姿と7つの基本施策
ひとと自然の共生 きらめく田園と交流のまち ながぬま

1)安全・安心で快適に暮らせるまち
土地保全 土地利用 生活環境
2)ひとと自然が共生する美しいまち
環境の保全 美しい景観の形成・保全
3)ひとにやさしく健康に暮らせるまち
保健・医療の充実 社会福祉の充実 子育て支援の充実
4)地域産業で活力を生み出すまち
農林業の振興 工業の振興 商業の振興 観光・レクリエーションの振興
5)多様なひとと文化を育むまち
生涯学習の推進 学校教育の充実 文化の振興 社会教育・社会体育の充実
6)健全な行財政運営で活気あふれるまち
行財政活動の推進
7)ひとが集まり持続可能なまち
関係人口の創出と定住促進 地域活力の推進 地域間交流の推進 魅力的な地域圏の形成

後期基本計画で新たに追加した主な内容は、適正な土地利用の推進(都市計画マスタープラン及び立地適正化計画の策定)、経営強化プランに基づいた町立長沼病院のダウンサイジングの検討、ながぬまコミュニティ公園の再編などによる滞在型観光拠点の整備、一体型義務教育学校の開校に向けた各種取組みの推進、男女共同参画の推進などです。
後期基本計画の推進にあたっては、毎年度の予算編成において向こう3か年の実施計画を策定することにより、行財政環境の変化に機動的に対応しつつ、目標実現に向けた施策を効果的に推進します。また、職員一人ひとりが計画の趣旨・内容を十分に理解するとともに、町民との直接対話などにより地域の現状や課題の把握に努め、町民と行政との協働によるまちづくりに取り組みます。

目指す姿「ひとと自然の共生きらめく田園と交流のまちながぬま」の実現に向けて、町民の皆さんのご理解とご協力をお願いします!