くらし 人と人がつながる場所 くりやまクリエイターズマーケット

くりやまクリエイターズマーケット
KURIYAMA CREATOR’S MARKET

◆くりやまクリエイターズマーケットとは?
栗山駅前にあるくりやまクリエイターズマーケット(以下、クリマ)は2017年に旧廣瀬商店にオープンしたハンドメイド雑貨店です。
まちのにぎわいを生み出し、多くの人に栗山町に来てもらうこと、町内外のクリエイターの活躍促進、情報発信の拠点とすることを目的として町が運営しています。
開店当初は「何となく入りづらい」「何をやっているところなのかわからない」などの声をよく耳にしましたが、一度中に入ってみると、そこにはホスピタリティーあふれる作家さんたちと、個性豊かなハンドメイド作品がずらり。さらに、ものづくりワークショップが盛んに開催されており、気軽に作品作りを体験できる場所です。

◆町内外から来店・出展
札幌を中心とした町外からのリピーターを中心に多くの方が来店しており、来店者からは「作品の種類が豊富で楽しい雰囲気」「まちの中心部にあり来店しやすい」などと言った感想が聞かれます。
現在クリマに出展している作家さんは、町内外合わせて23組。出展するには、月2回お店番をすること、栗山町にちなんだ作品を最低1点は制作・販売することなどが条件となっています。
作家さんにとっては、お店番をすることでお客さんと気軽に交流できるだけでなく、お客さんとのやり取りの中から新たな作品づくりのヒントを得られることも。また、作家さん同士のつながりが生まれ、情報交換や作品作りへの刺激を受ける環境であると言えます。お店番に来るたびに栗山町の美味しい食べ物、お店に立ち寄るという作家さんもいます。
栗山町にちなんだ作品は「栗」はもとより、「オオムラサキ」や町の花である「ユリ」など、作家さんがそれぞれイメージする栗山町のモチーフを作品に反映させています。クリマでしか買うことができない栗山町オリジナルの作品は、お土産としても好評です。

▽来店者の居住地

▽来店回数

※来店者アンケートより

◆クリマを通してまちを知る。人と交流する。
クリマはただのハンドメイド雑貨店ではありません。町内外の人たちがこの店を拠点に交流し、新たな出会いを生み出す場になること、また、まちを知り、魅力を感じてもらうことで、何度も足を運ぶという流れが生まれることを目指しています。
皆さんもぜひ一度、クリマに遊びに来てください。

■interview お客さまや出展作家さんの声
○クリマで出合った栗帽子がトレードマークです。
西脇宏伸(にしわきひろのぶ)さん
日頃から自然の中で子どもたちと活動しており、どんぐりの形をした帽子を探し来店したところ、栗帽子にひと目ぼれ。以来、自分のサイズの帽子をオーダーし、夏用も含め10個以上持っています。クリマは町外の人を案内する時に胸を張って連れて行ける場所。商品を通じて栗山町を知ることができ、情報発信のきっかけにもなるお店です。

○クリマ出展が新たなステップを踏み出すきっかけに。
村上加菜絵(むらかみかなえ)さん
(作家名:saera(サエラ))
クリマ出展前は布小物を制作し、委託とネット販売が主でした。出展中は多くの作家さんやお客さまとの出会いがあり、ハンドメイドイベントにも挑戦するようになりました。クリマ卒業後の現在は、廃棄される米袋を再利用したバックなどを制作しています。これからも廃材を利用した作品やリメイクに力をいれていきたいです。

○もっとたくさんの人に来てほしい!
湯浅真起子(ゆあさまきこ)さん
(作家名:Chupki(チュプキ))
初めて自分がつくったステンドグラスが売れたという経験をした頃、知人にクリマのことを教えてもらいました。クリマには年代がバラバラの作家さんがおり、良い刺激になるのでお店番をすることをいつも楽しみにしています。夫の転勤で栗山町に住んでいたこともあり、美味しい食べ物屋さんが多いこと、御大師山の存在が印象的です。

〈ワークショップ体験談♪〉皆さんとおしゃべりしながら作品づくりできるのが楽しい
移住前に大阪で陶芸をしていましたが、栗山町では教室に通うことが困難でした。SNSでクリマの陶芸ワークショップを見つけ、お茶碗を作ったことが始まりで、電気窯を購入し、素焼きのお皿に絵付けをして自宅で焼くようになりました。今では粘土をこねて、いちからお皿を作り、友人のカフェで作品を販売させてもらっています。クリマでその日の店番作家さんと情報交換ができ、仲良くなって友達が増えたのは、移住者の私にとってはうれしいことです。クリマが人と人をつなぐ場所となっています。
久宝(くぼ)めぐみさん

■くりやまクリエイターズマーケット
住所:中央3丁目6-1
営業時間:11:00~17:00
定休日:不定休

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Instagram:@kuriyama.kcm
※二次元コードは本紙P.5をご覧下さい。

問い合わせ:若者定住推進課
【電話】73-7521