- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道栗山町
- 広報紙名 : 広報くりやま 令和7年2月号
地域で輝く介護福祉学校と栗山高校に通う皆さんの様子をお届けします
◆目標に向かってひたむきに
井上悠來(いのうえゆら)さん
村本華果(むらもとはなか)さん
(介護福祉学校2年)
1月26日の介護福祉士国家試験を控え、受験勉強に励んでいた2年生の井上さんと村本さん。今年は19人が合格を目指します。
井上さんは「家族の中の誰かが、介護に関する知識や経験を身に付けていると、両親も安心すると思い介護福祉士を目指しました。最初は国家試験対策の模擬試験の点数が低く焦りましたが、勉強を重ねていくことで、今は合格ラインに達することができました」と力強く話してくれました。村本さんは「良い結果が出ると、自信がつくので勉強することが楽しくなっています。ただ『落ちたらどうしよう』という不安が常に付きまとっているのも正直な心境です。勉強の時間とリラックスする時間のメリハリを大事にしています」と前向きに受験勉強に取り組む姿が印象的でした。
今後の目標を聞くと「現場での経験を重ねつつ、介護の魅力を色々な場所で発信できる介護福祉士を目指しています。後は、両親への親孝行ですね」と井上さん。村本さんは「私は実習の時にお世話になった方の様な介護福祉士になりたいと思っています。悩んでいる後輩をサポートできるよう、成長したいです」と話してくれました。
◆聴くことを大切に
盛川琴音(もりかわことね)さん
(栗山高校2年)
昨年11月から、新体制での活動を本格的にスタートさせた栗山高校の生徒会。生徒会長の盛川さんは「『自分の手で、より良い学校づくりをしてみたい』という思いから、生徒会長の仕事に憧れを持っていました。今まで出来なかったことを、どうしたら実現できるのか、色々な人の話を聴きながら一緒に考えていきたいです」と意気込みを話してくれました。
今は学校祭に向けて、少しずつ準備を進めているとのこと。「生徒会の役割は、皆の意見を丁寧に拾い上げて、いち早く実行していくことだと考えています。学校祭に関しても『次は飲食系の出し物をやってみたい』といった声を耳にするので、今から検討していきたいと思っています」と話します。
今後の目標を聞くと「高校入学を機に栗山町に住み、町や栗山高校のことが大好きになっています。その魅力が色々な人に伝わるよう、SNSの発信にも力を入れていきたいです」と素敵な笑顔で答えてくれました。