子育て 栗山学び隊VOL.63

介護福祉学校と栗山高校を隔月で取材!

【栗山高校】
◆学校祭を盛り上げたい!

生徒会長 盛川琴音(もりかわことね)さん
副会長 中川沙弥香(なかがわさやか)さん

栗山高校で、7月4日、5日に学校祭が開催されました。学校祭直前の、準備真っ只中に、生徒会役員の二人に学校祭への意気込みを聞いてきました。

▽「桜梅桃李(おうばいとうり)」をテーマに
盛川琴音さんは、中学生の時に生徒会役員をしていた経験から、高校生になっても色々な人と関わることができる生徒会活動をしたいと思い、生徒会長に立候補したそうです。
学校祭は生徒会の中で一番大きな行事です。今年のテーマは、桜梅桃李(おうばいとうり)。「人にはそれぞれ、良さや得意なことがある。人と比べるのでなく、自分の良さを大切に自分だけの花を咲かせよう」という、中国に古くから伝わる言葉を、役員で話し合ってテーマに決めました。

▽地域の人と関わる
「私のイチオシは、西岡建設さんに協力いただいた、ものづくり体験のできる企画です。木材を使って、小物を作る体験型の企画で、役場を通じて町内企業とのタイアップが実現しました。一般公開日には栗山高校生以外の方も参加できます。たくさんの方に、工作体験をして欲しいです。そして、今年のように、学校祭を通じて地域の人と触れ合える取り組みは、次の代にも繋いでいってもらいたいです」と、話す盛川さん。その言葉には、生徒会長として、次の生徒会にしっかりとバトンを渡したいという思いが込められていました。

▽皆に楽しんでもらいたい
副会長を務める中川沙弥香さんは、学校祭を盛り上げるための企画を考えることや、スムーズな運営をするにはどうすればよいか考えることが大変だったと話します。
「準備は去年から少しずつ進めてきて、5月頃は週1回だった役員会も、学校祭が近づいてくると毎日やっていました。学級旗や、ホームルーム企画、エンタメショーなどのステージ発表はクラス対抗なので、みんな力が入ります。審査結果は、2日目の一般公開日の最後に発表されます。また、この日は午前午後の2回、ビンゴ大会もあります。誰でも参加できるので、生徒だけでなく、まちの人にもたくさん来てもらって学校祭を楽しんで欲しいです」と、笑顔で話しました。