- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道栗山町
- 広報紙名 : 広報くりやま 令和7年8月号
▼資源物はしっかりと分別をお願いします!
令和6年度に栗山町から出されたごみの総量は3,102tです。町民一人あたり1年間で約290kgのごみを出している計算になります。そのうち焼却処分されたのは約57%の1,776tです。燃やせないごみなどおおよそ370tを埋立て処分とし、残る974tもの量を資源としてリサイクルしています。
例えば、新聞・雑誌や段ボールなどの紙類が一番多くて376tを再生紙などへ。鉄などの金属類は44tを鉄筋の材料などへ。ガラス・陶器類は39tを土木用資材などにリサイクルしています。
青の指定ごみ袋で回収しているプラスチック類は118tにもなり、赤の指定ごみ袋で回収している缶・びん・ペットボトルにおいてはなんと258tにもなります。ちなみにアルミ缶のリサイクル率は極めて優秀で‘97.5%を回収’といわれており、町では昨年度27tを回収しキロあたり25円で売却しています。ペットボトルもキロあたり11円で56tを売却できており、これが「混ぜればゴミ、分ければ資源」といわれる理由です。
町では、資源物の種類に応じて、それぞれ異なる専門業者に処理委託または売却しています。ごみ分別をキチンとすることで、より効率的に資源物の回収が可能となります。そのため町民皆さんにご面倒でも分別の徹底をお願いしています。
「混ぜればゴミ、分ければ資源!」
▼分別の基本は資源物を分けること
町には、ごみの分別に関する問い合わせのお電話が毎日のように掛かってきます。分別に対する住民意識の高さからなのかもしれません。このごみの分別の仕方は?ごみステーションに自分が出した袋が置いていかれている。分別のどこが悪いのだろう?そんな問い合わせが多いのです。
そのお答えのほとんどは、青・赤・黒の指定ごみ袋に入れるべき資源物が違う袋に入っている勘違いから。例えば、
・燃やせるごみ袋にプラなどの資源物が入っていませんか?
・プラの袋に硬質プラが入っていませんか?(硬質プラは燃やせるごみです)
・プラの袋にペットボトルが入っていませんか?
・ペットボトルのキャップ、ラベルはプラの袋に!などです。
▼もしも袋が残されていかれたら?
もしも、ごみステーションに自分で出したごみ袋にシールが貼られ残されていたら……。分別方法に勘違いがありますので、ごみ袋を回収し再度の分別をお願いします。分別の方法は、ごみ分別ガイドブックをご覧いただくか、お気軽に環境生活課までお問合せください。分別し終えたごみ袋は、シールにバツ印を忘れずに書き入れ、ごみステーションへあらためて出してください。
《~生ごみの水分を減らしましょう~》
千歳市にあるごみ焼却施設では、850℃以上の高温によりごみを燃やすことでダイオキシン類の発生を抑えています。水分を多く含む生ごみの割合が多くなると、高温で燃焼させるために余計な燃料を必要としてしまいます。生ごみは水分を切ることや、乾燥させること、たい肥化してそもそもごみとして出さないことがとても重要です。
町では生ごみの乾燥を促す「生ごみ処理機」や、たい肥化するための「コンポスト」の購入費補助を行っています。詳しくは広報くりやま5月号の5ページをご覧ください!
問い合わせ:環境生活課環境政策グループ
【電話】73-7511