くらし こちら町長室 Vol.86

◆長年の悲願 新町通り街路事業 認可決定!
栗山町長佐々木学町民の皆さん、こんにちは。
北海道の夏とは思えない、蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

栗山町のまちづくり・都市づくりにとって、大変うれしいニュースが飛び込んできました。
平成17年の地元期成会設立以来、国や北海道に対し要望活動を続けてきた、新町通り(道道朝日桜丘線)街路事業が、本年6月12日付けをもって認可されました。
新町通りは、栗山駅前交差点から、国道234号に向かってアンダーパス手前までの、延長500mの道道で、札幌市や岩見沢市から本町の市街地へと向かう「栗山町の玄関口」とも言える、重要な幹線道路であります。
町の方では、多発する交通事故の要因になっている狭隘な歩道の拡幅、また中心市街地の活性化を図るべく、地元期成会とともに、要望活動を展開してきたところです。
これまで20年にわたる要望活動においては、事業認可に必要な費用対効果(費用/便益)が基準を満たさず、事業認可を受けることができずにいました。
そこで、このような状況を打開するため、北海道と協議を進め、平成30年度より先行して、「栗山煉瓦創庫くりふと」を拠点とする都市再生整備計画事業に着手し、令和5年度をもって、事業を完了させたところです。
このような費用対効果を上げるために実施した事業が功を奏し、また地元期成会の皆さんの熱意が実り、この度の事業認可の運びとなりました。
本年度より、2工区に分けて、新町通り沿線の物件補償や用地買収、歩道拡幅工事等が進められることになりますが、事業期間は、1工区・2工区合わせて10年間となっています。
本事業の実施を契機として、新町通り沿線の活性化はもとより、中心市街地全体の再生と賑わいの創出を図ってまいります。

昨今、目を見張る活躍をされている「そらち南さつまいもクラブ」の皆さんが、予てより目標としていた、由栗いもを使った「本格焼酎」造りに挑戦されました。
由仁町・栗山町の若手農業者で構成する「そらち南さつまいもクラブ」は、平成29年に発足し、現在、会員が38戸で、徐々に作付面積や生産量を拡大し、今年度は生産量260トンを目指されているとのことです。
また一方で、これまで飲食店と連携したイベントや、スイーツやお菓子など由栗いもを使った加工品の開発・販売も手掛けられるなど、両町の活性化に大きく貢献されています。
そして、この度、札幌酒精工業株式会社に焼酎の製造を委託し、6月27日には、由栗いも本格焼酎「ミナミソラチュ」のお披露目会が開かれ、原料由来の風味を活かした、味わい深い焼酎を堪能させていただきました。
また、7月16日には北海道庁を表敬訪問し、鈴木直道知事にPRを行いました。
この「ミナミソラチュ」は、7月7日から由仁町のホクレンショップやセブンイレブンなどで先行販売されていますので、是非一度、ご賞味いただきたいと思います。

今年で50回の節目を迎えた「くりやま夏まつり」、雨により一部変更となったイベントがありましたが、大勢の方が来場されました。町民の皆さんは、楽しまれましたか。
まだまだ暑い日が続いておりますが、体調面には十分留意され、この夏を乗り切っていきましょう。
栗山町長 佐々木学

▽行事
・新町通り街路整備期成会通常総会
・由栗いも本格焼酎「ミナミソラチュ」お披露目会
・小林酒造「炭鉄港特別ツアー」
・中央3丁目在住の吉田礼子さんに感謝状贈呈
・南空知消防組合消防演習
・空知地方総合開発期成会による札幌要望会
・月輪左枝さんに百歳の記念品贈呈
・第50回くりやま夏まつり

▽来客
・北海道文教大学の渡部俊弘学長
・古林義弘会長など空知日石株式会社の皆さん 
・岩見沢年金事務所の木元敏也所長
・全国大会出場の栗山高校女子硬式野球部の皆さん
・札幌管区気象台の青木重樹気象防災部長
・椛澤正則分区長など栗山地区保護司会の皆さん 
・新日本電工株式会社の青木泰社長
・瀬川信子理事長など社会福祉法人水の会の皆さん

▽今月の主な動向
※変更の場合もあります。