スポーツ 挑む、夏!
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道妹背牛町
- 広報紙名 : 広報もせうし 令和7年7月号 vol.776
「第12回北空知中学校兼第77回南空知中学校陸上競技大会」が6月7日、深川市陸上競技場で開かれ、妹背牛中学校の生徒2人が自らの記録に挑み、ともに優勝を果たしました。3年生の大﨑礼さんは男子4種競技で参加標準記録を突破して全国大会へ、2年生の岡部愛莉さんは女子100mと女子走幅跳の2種目で全道大会に駒を進めました。
■初の全国大会出場 大﨑さん
深川陸上クラブに所属する大﨑さんは、全国大会参加標準記録の2500点を上回る2647点をマークして優勝。大会新記録も樹立しました。
得意の110mハードルで自己ベストを更新する14秒66(891点)を叩き出すと、弾みをつけた大﨑さんは、続く砲丸投で11m64(585点)、悪天候に見舞われた走高跳で1m77(602点)を跳び、着実に得点を積み重ねました。
迎えた最終種目の400m。「ラスト100mで全国大会を意識できた」と振り返る大﨑さんは右手を高く突き上げて、55秒74(569点)でゴールしました。
全国大会は8月に沖縄県で開幕。冬期間の走り込みで下半身を鍛えた大﨑さんは「全国ベスト8」が目標です。
■2種目で全道大会へ 岡部さん
雨雲を吹き飛ばすような明るい笑顔で競技に臨んだ岡部さんは、けがに泣いた昨年の雪辱を果たしました。
予選1組目を1位で通過すると、勢いに乗った岡部さんは決勝で13秒30をマークして見事優勝。自己ベストの13秒17には届かなかったものの「気持ちよく走れた」と表情を緩めました。
深川陸上クラブに所属しており、日髙勇一監督は「スピードはまだまだ伸びる」と期待を寄せます。
岡部さんは4m73を記録して優勝した走幅跳との2種目で、7月22日から室蘭市で開催される全道大会への切符を手にしました。
一緒に練習するほど陸上に熱心な父・大地さんのサポートも受けて、全道大会で自己ベスト更新を目指します。