くらし 令和7年度町政執行方針(1)

令和7年第1回雨竜町議会定例会が3月4日から12日の会期で開催されました。
同定例会では、町政・教育行政執行方針説明と令和6年度補正予算、人事案件等について審議され議決されました。
町政執行方針・教育行政執行方針・一般会計補正予算を紹介します。

■こどもからお年寄りまで笑顔があふれ未来に希望のもてるまちづくり
令和7年雨竜町議会第1回定例会において、町政執行にあたって私の所信を述べさせていただきます。
今年は町政運営を任されてから3年目を迎え、一期目の折り返しの年となります。
これまでの間、町政の執行にあたっては、町民の皆さん、議員各位のご理解とご協力を賜っておりますことに対し、厚くお礼を申し上げます。
昨年は大きな災害もなく、本町の基幹作物である「水稲」の作柄は、品質・収量ともに良い出来秋を迎えることが出来ました。
一方では、「令和の米騒動」による急激な米価の上昇がみられ、今後の消費動向にどの様な影響が及ぶのかが心配されるところであります。
昨今の社会情勢を見ますと、世界的な情勢不安は今なお続き、エネルギー価格をはじめとする諸物価の高騰が日常生活に大きな影響を及ぼしています。
さらに、人口減少による働き手の不足は、地方にとって大変深刻な問題であります。
加えて、気候変動による大規模自然災害の発生に備えて、防災対策や危機管理に万全を期することが重要であります。
このような中、平成28年に策定した「雨竜町振興基本計画」は、本年度が最終年次となります。
人口減少・少子高齢化・都市への人口集中が加速する中で、これまでの施策を検証しつつ、これからの10年を見据えた「雨竜町総合基本計画」の策定に着手して参ります。
昨年末に町民の皆さんからいただいたアンケート調査結果も参考にさせていただきながら、各種事業の推進にあたっては、子どもたちに「夢」を与えられるものであること、若者が「希望」を持てるものであること、お年寄りに「安心」を感じてもらえるものであることを基本として、将来にわたって持続可能なまちづくりを目指してまいります。
雨竜町振興基本計画の項目に沿って、施策の大綱を申し上げます。