健康 ひがしかぐらの健康食育

◆歩ける足を保ちピンコロな人生 ~からだ作りは足ケアから~
高齢化が進む現代。人生の最後まで自分の足で歩く事を実現にさせるために、足を守ることの重要性をお伝えします。
※ここでいう「足」は足首から下の足部を指しています。
健康のための運動指導を学んでいると「転倒」を防ぐことが重要であることがしばしば題材にあがります。以下の質問をチェックしてまずご自分の足に向き合ってみてください。

◇「足の不健康チェック」足の健康に良くない3つの行動
・足に合っていない靴を履いている
大人になると何年も同じ靴を履き続ける傾向にあります。今履いている靴は、現在のご自分の足にあっていますか?

・不適切な姿勢での歩行。
うおのめが同じところに繰り返しできるなどは不適切な姿勢での歩行の関係が大きいといわれます。

・ケア不足
足の皮膚の乾燥、湿潤、足のアーチのつぶれ、靴の摩擦、切り傷などその他外傷。

上記3つを改善することで病変や潰瘍になるリスクを減らすことができます。

◇「健康寿命に重要な転倒予防」
健康寿命と平均寿命では10年の差。現在の日本は男性も女性も平均寿命が80歳を越えています。その内の最後の10年を皆さんも健康に過ごしたいですよね。
人生の最後まで自立して生活できる「ピンコロ型」、長年にわたりサポートが必要な「寝たきり型」、また、どちらでもない「サルコペニア型」。さまざまな運動機能低下からはじまり徐々に歩けなくなり、寝たきりになり「歩けなくなる」状態を作らないことが大切です。
転倒は筋力とバランス機能、歩行機能の低下によって起こるといわれています。親指と人差指の挟む力をつけることで下肢筋力を維持できます。親指と人差指の間にタオルを挟んで10回程度グーパーしてみてください。歩行の安定につながります。
ひがしかぐら健康くらぶの運動教室では「歩く」ために必要なプログラムを行っています。まだ参加したことがない方は、ぜひ、ひがしかぐら健康くらぶにご入会いただき、運動教室にご参加ください。

教えてくれたのは…
健康食育コンシェルジュ 三澤美穂さん