- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道占冠村
- 広報紙名 : 広報しむかっぷ 2025年7月号
■5/31(土)第11回山菜料理コンクール
山菜の魅力を広く発信することを目的に毎年開催される「山菜料理コンクール」。審査は、書類選考による一次審査、通過した作品を実際に調理して競い合う二次審査の2段階で行われます。二次審査会は山菜の文化が根付くここ占冠村で開催され、一次審査を通過した7人の出場者がオリジナリティあふれる山菜料理を披露しました。4人の審査員からは「どの作品もレベルが高く甲乙つけがたい」と感心する声が聞かれ、審査に頭を悩ませている様子も。今年も熱い戦いが繰り広げられ、盛況のうちに幕を閉じました。
▽二次審査会出場7作品
一覧については本紙をご参照ください
※一次審査を通過したのは8作品。1人欠場者がいたため7作品の披露となりました。(応募者97人(116作品))
▽審査のポイント
・山菜の素材が生かされているか
・広い世代への普及が期待できるか
・山菜の使い方にアイディアや工夫が見られるか
※上記3点のほか、コンセプトや見た目、商品化等への発展性、おいしさなどにより総合的に評価されます。
▽最優秀賞作品はメニュー化!
最優秀賞に選ばれた「山菜そば風白玉あんみつ」は、「星野リゾートトマム」内のレストランで期間限定メニューとして提供予定です。お楽しみに!
▽過去のレシピ集もご覧ください!
山菜料理コンクールの概要や、過去に二次審査会で披露された作品のレシピ集は事務局ホームぺージで公開されています。
HP検索:山菜料理コンクール
問合せ:(一財)日本森林林業振興会旭川支部(山菜料理コンクール実行委員会事務局)
【電話】0166-61-1092
■6/4(水)ヒグマ市街地侵入対応訓練
ヒグマの市街地侵入に対する村の即応態勢を確認し、さらに能力の向上を図るため、富良野警察署との合同訓練を実施しました。訓練想定は刻一刻と変わるので、各員が臨機応変に考え、遅滞なく連携し、ときに独断的かつ瞬発的な行動も必要とされます。
昨年度に続き2回目となる今回は上トマムを舞台に、前回より複雑かつ現実的な想定(負傷者の発生、森林内の追跡、道路封鎖など)とし、捕獲従事者、占冠駐在所だけでなく、トマム保育所、トマム学校、消防署占冠支署も訓練に加わりました。そして前回同様、酪農学園大学やその他ヒグマ研究者らが対抗部隊(模擬ヒグマ)や状況記録などに全面協力。視察席では北海道職員、地域住民、近隣市町職員、報道機関などが見守りました。
実際のヒグマ対応に「正答」はありません。よく見て、懸命に考えて、上手に伝えて、精いっぱい動く。真剣に立ち向かい「生存」と「納得」を勝ち取りましょう。
▽訓練の主な流れ
13:00訓練開始(トマム保育所付近にヒグマが出現の想定)
13:02トマム支所に通報。学校・保育所・役場農林課へ伝達
13:30捕獲従事者と警察官が現地警戒と情報収集
13:45農林課職員が支所で対応開始。専門員が調査開始
14:04保育所裏河川で掃討作戦開始
14:26取水場でヒグマの襲撃。捕獲従事者が1人負傷
14:30付近各員が事故現場集合。本部が救急車要請
14:50警察官が指揮班に合流。専門員と打ち合わせ
14:52救急車が現場到着。指揮班がヒグマ追跡開始
15:11ヒグマ発見、捕獲
15:13学校校庭に別のヒグマが出現。支所に通報。校舎内避難
15:25警察官・捕獲従事者各員が学校到着。警戒配置
15:30専門員と警察官で協議。ヒグマを河川に誘導
15:36訓練終了宣言
15:55反省会
17:00終了
▽詳細はホームページで!
手に汗握る訓練の全貌は村のホームページに掲載しています。ぜひご覧ください。