くらし 新年のごあいさつ

○小平町長
関 次雄

年頭にあたって

新年あけましておめでとうございます。
令和7年の輝かしい新春を町民の皆様とともに迎えることができましたことを心からお慶び申し上げますとともに、日頃より町行政の推進にあたり、深いご理解とご協力を頂いておりますことに敬意と感謝を申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年を振り返りますと、1月1日震度7を観測した能登半島地震から始まり、全国各地で地震や豪雨による自然災害が多く発生した年でありましたが、幸い当町におきましては重大な被災もなく安堵しているところであります。
町の基幹道路であります国道232号小平防災及び強靭化対策(越波)におきましても、着々と事業が進められているところでありますので、今後は事業の進捗を見守るとともに国に対し早期の完成をお願いしていくところでございます。

昨年の主要産業の中で農業にあっては、水稲においては品質は全量1等米でありましたが収量や低タンパクの割合は前年を下回る結果となり、畑作・野菜類・花卉・肉牛等についてもインバウンドで回復の兆しはあるもののいまだにコロナの需要減の影響が継続しており、子牛価格の下落傾向が続いている状況であります。
しかし、このような中、昨年月に山梨県で開催された「米・12食味分析鑑定コンクール国際大会」において、町内で収穫された「ゆきさやか」が金賞を受賞し、令和4年以来の受賞という大変喜ばしいニュースがございました。

漁業においては昨年同様ニシンは好調を維持されましたが、タコや秋サケ漁は不漁が続き、ホタテにつきましても海水温上昇の影響で韓国輸出向けの成貝がへい死する事態となり、また、採苗が全道的に不振の状態で数量が例年の3分の1程度しか確保できない状況でありますので、今後の稚貝出荷に大きな影響を与え、いつにも増して厳しい年となることが予測されます。
こうした現状ではありますが、本町における1次産業の活性化は新たな産業や雇用の創出につながる原動力となるもので、今後も1次産業を主体とした果敢な施策の展開が極めて重要でありますので必要な施策を随時実施してまいります。

このような中、まもなく始まる新年度の予算編成は、町民との新たな情報伝達手段としてICT機器やIP告知端末などを導入する防災情報システム整備事業や年次計画的な公営住宅の改善・橋梁長寿命化工事、鬼鹿漁港岸壁改修を継続し、住宅新築や住環境整備費助成事業などにより住環境の充実を図ることで、誰もが安心して住み続けられるまちの創生に全力で取り組んでまいります。

結びに、町民皆様の町政へのなお一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、町民皆様にとりまして本年も平穏で明るく希望に満ちた幸多き年でありますことを心からご祈念申し上げ、新年のご挨拶といたします。

○小平町議会議長
西 博志

新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
輝かしい令和7年の新春をこうして町民の皆様と共に迎えることができましたことを心よりお喜び申し上げます。
皆様には日頃より本議会に対し温かいご理解とご協力をお寄せいただき、厚くお礼申し上げます。
さて、昨年を振り返ってみますと、食料や日用品等の物価上昇に加え、円安の影響を受け、さまざまな品目を輸入に依存している我が国では、私たちの日常生活に現在も大きな影響を与えています。
自治体を取り巻く環境は、依然として厳しい状況であり、2025年問題における最大の課題といわれているのが、労働力人口の減少です。高齢化社会の進行によって今後はあらゆる産業が人手不足に陥り、従業員の採用競争の激化が予想される時代となっております。
こうした中、私ども議会といたしましても、地域のことは地域が責任を持って決める「地域主権」の理念を基本に、広く町民の皆様の真の要望と地域の実情を的確に把握し町政に反映させ、将来に向かって明るく安心して暮らしていける小平町を創造するため、最大限努力してまいる所存でありますので、今後とも貴重なご意見・ご提言を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、新しい年が町民の皆様方にとって、実り多き年となりますことを心より祈念いたしまして、町議会を代表して新年のご挨拶とさせていただきます。

○姉妹都市
東京都小平市長
小林洋子

新年のごあいさつ

あけましておめでとうございます。
小平町の皆様におかれましては、ご健勝にて穏やかな新年をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年行われた小平市民まつりには、お忙しい中、関次雄町長様をはじめ小平町親善訪問団の皆様にご参加いただき、お祭りを盛り上げていただきました。晴天に恵まれ、多くの方々のご来場で、大盛況のうちに幕を閉じました。毎年、小平町の新鮮な農産物や海産物を楽しみにしている小平市民が多く、購入のための長い行列ができておりました。
また、昨年夏に行われた少年少女交歓交流事業では、小平市からの小さな使節である人の20こどもたちが小平町を訪問し、小平町のこどもたちと4日間の交流を満喫しました。その際、小平町役場の皆様方の温かい歓迎のもと、化石発掘体験、海洋スポーツなど、豊かな自然と深い歴史に触れる経験ができました。この交流事業を通じて、こどもたちがかけがえのない思い出や新たな学びを得たことはもちろんですが、保護者の皆様からも、「こどもたちの成長を感じられた」と感慨深い声が寄せられました。
今年は、小平町のこどもたちが小平市を訪問します。こどもたちが小平市での体験を通じて学びを深め、素晴らしい経験を得られるよう、引き続き交流事業を進めてまいります。
小平市と小平町の友好交流が、今まで以上に深まること、皆様一人一人にとって、新たな一年が幸せと成長の年となることを心から願っております。引き続き、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
結びに、小平町の発展と、町民の皆様のご健康とご多幸を心から祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。