くらし マチの話題(1月9日~2月12日)

●新春書初め展
1月10日、町教育委員会主催による「新春小学生書初め会」が福祉会館にて開催され小学1~6年生・13名が参加し、書道講師の指導もと書いた13名分の作品と、ほか天塩小児童2名、啓徳小児童8名、天塩中生徒45名の作品を合わせた68作品が福祉会館大ホールにて1月13日、14日の二日間展示され29名の来場がありました。各学年ごとに課題文字である「ほし」「ゆめ」「生きる力」「もちつき」「光るうみ」「美しい海」「平和な国」「天塩の冬」「希望の光」「公明正大」「大安吉日」を小学生が、「世界遺産」「生命の尊重」「友好の精神」を中学生が書き上げ、全作品の中から、金賞9名、銀賞9名、銅賞8名、奨励賞6名が選定されました。

●コミュカフェで紙芝居や落語
1月18日、天塩町の有志が近隣地域の方々と連携して定期開催しているコミュニティ・カフェ「Te-to-Teプラス」本年1回目がサニースペース(旧ひろうみ店舗改装)で開催されました。稚内市を拠点に演劇活動などを行っている舞台役者「ほそやもくめ」さんによる紙芝居「雪わたり(宮沢賢治)」や落語「初天神」を披露しました。また、豊富町で開業したパン店舗「すずパン」さんの出店による自家製酵母のカンパーニュ、米粉使用でグルテンフリーのベーグルの販売、鹿シチューとパン・サラダ・デザートがセットになった限定ランチが用意され、親子連れなど多くの来場者で賑わいました。

●下の句歌留多大会
天龍歌留多倶楽部主催による「第16回道北・道東下の句歌留多大会が、てしお温泉夕映を会場に1月18日夜から19日朝にかけて開催され、町内チームをはじめ、稚内、枝幸、幌延、初山別、羽幌、留萌、旭川、帯広など9市町村23チーム69名の選手が出場し、木札を取り合う、白熱した戦いが夜通し、繰り広げられました。
※詳しくは本紙をご覧ください。

●厳島神社参道の除雪で地域貢献
株式会社堀口組(留萌市)は、12月26日、27日の2日間、天塩厳島神社の参道・いつしま公園駐車場の除雪作業の地域貢献を行いました。駐車場から神社までの参道約230mの区間を6名のスタッフとハンドローター型の除雪機3台、バックフォー1台を投入して除雪作業を行いました。1月21日、役場にて感謝状贈呈式が執り行われ同社の堀口哲志代表取締役社長、林靖二取締役副社長、三橋政彦現場代理人が来訪し、感謝状が贈呈されました。吉田町長は「年末の繁忙期に除雪をしていただいたことで町民を含め、初詣に訪れた方々にとって快適な環境に整備していただき、たいへん有り難い」と感謝の言葉を述べました。

●天中生が除雪ボランティア
1月31日、天塩中学校・生徒による除雪ボランティア活動が行われました。生徒会の呼び掛けで集まった生徒と教員約50名が、認定こども園「おひさま」、特別養護老人ホーム「恵愛荘」「ケアハウスかがやき」の施設敷地と付近の高齢者宅(4戸)の6箇所をグループごとに手分けしながら、スコップやスノーダンプを用いて機敏に動きまわり約1時間をかけて除雪作業を行いました。同奉仕活動は、天塩中学校生徒会が中心となり、地域に対しての日頃の感謝の気持ちを込めて例年同時期に実施されています。

●天塩地域の野鳥について学ぶ
2月12日、NPO法人天塩川を清流にする会は「天塩川の野鳥調査・研修会」を町社会福祉会館にて開催し、会員、北海道開発局留萌開発建設部幌延河川事務所スタッフ等25名が参加しました。講師として認定NPO法人サロベツエコネットワーク(豊富町)の長谷部事務局長が講師として招かれ、天塩地域の野鳥の種類や生態、鳴き声の違い等の特徴や野鳥観察における時間や場所などのアドバイスを受けました。また、全国における自然環境・生態系の質的、量的変化を長期的に把握する環境省のプロジェクト「モニタリング1000」に振老地区にある旧川(振老沼)が登録されていること等について説明がなされました。