くらし マチの話題(2月13日~3月12日)

◆はまなす学園大学卒業修了式
3月7日、令和6年度天塩町はまなす学園大学の卒業・修了式が町福祉会館にて開催され、10名の皆さんが各課程を卒業しました。西村教育長から「大学での学びをきっかけとして趣味や交流を広げたり、健康づくりに取り組まれたり、より一層活躍されることを願っています。また、皆さんがこれまで培った知識や経験を今後の町づくりにおいて生かすためご指導いただきたくお願いします」と式辞を述べました。本年度は入学式をはじめ、福祉会館・歴史資料館前の花壇整備活動、パークゴルフ・フロアカーリング教室、知床への修学旅行、天塩中学校との交流学習、留萌管内での校外学習など計13の履修行事に延べ267人が出席しました。

◆除雪、遊び場つくりで地域貢献
2月28日、町の教育・福祉施設の除雪等の地域貢献を行った3社に感謝状が贈呈されました。堀松建設工業(株)は、1月31日と2月4日に啓徳小学校の校舎脇を重機と手作業で除雪を実施。(有)横溝重機産業は1月23日、雄信内へき地保育所の隣接地に重機を用いて除雪を兼ねて遊び場となる雪山すべり台を構築。(株)スガイは12月20日と1月6日に重機を用いて認定こども園「おひさま」のグラウンドの除雪作業を行いました。3社に対し、町の教育振興及び児童福祉施設の環境整備に貢献したことへの感謝の意を評して、西村教育長、野崎副町長より感謝状が贈呈されました。

◆「我が子の将来」を考える講演会
3月12日、町教育委員会主催による「我が子の将来」を考える保護者向け講演会が町社会福祉会館にて開催され保護者や教育関係者34名が参加しました。講師の林正憲氏(天塩高校地学協働コーディネーター・文部科学省学校DX戦略アドバイザー・代々木ゼミナール教育総合研究所主幹研究員)が「人生100年時代の大学進学とは何か」について講演。昨今の大学入試の動向や高校の選択についてのポイント、枝幸高校に校長として勤務した際の地域との連携、平取高校での高校魅力化の事例等について解説し「大事なことは大学に行くか行かないかの選択でなく、人生において20歳前後の時期にどこで何を学ぶかが重要」と語りました。

◆北大生ら来町で酪農合宿交流
北海道大学の学生5名が3月1日に来町し、2日間にわたり、町内の牧場等を見学する合宿交流会を天塩町営農担い手協議会(事務局・天塩町農林水産課)主催で行いました。来訪した大学生は北海道大学の酪農サークル「にとべこ」に所属する農学部と文学部の2、3年生で初めての来町。町内の複数の牧場を同協議会事務局スタッフ、留萌農業改良普及センター指導員、るもい農業協同組合天塩支所職員らと同行で見学し、酪農経営に関する説明を受け、意見交換を行いました。また、秋に天塩町で実施予定の交流イベントの内容についても関係者と話し合いを行いました。