- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道天塩町
- 広報紙名 : 広報てしお 2025年7月号
●手芸の会20周年 記念作品展
5月15日から21日までの1週間、町内の手芸サークル「手芸の会 パンジー」が、創立20周年を記念した作品展を開催しました。会場となった道の駅てしお2階多目的室には、パッチワーク、クロスステッチ、刺繍、バッグ、編みぐるみ等たくさんの作品が展示され、賑やかな雰囲気が訪れた人々の目を楽しませていました。
同会は平成17年10月に設立され、現在の会員は12名です。社会福祉会館に週1回集まり、作業の進捗状況を共有したり、制作の相談をしたりしながら交流を続けています。
●天食会企画 本格中華に舌鼓
5月22日、サニースペース(海岸通4)で「餃子ナイト」が開催されました。このイベントは、「天食会」のメンバーである元地域おこし協力隊の三國秀美さんが、留萌市の中華料理店「萌美飯店」の店主と意気投合して企画したもので、天塩産の行者ニンニクを使用した風味豊かな焼餃子のほか、水餃子や炒飯、チャーシューといった一品料理も振る舞われ、参加した15名は本格中華に舌鼓を打ちました。
天食会と萌美飯店は今後も不定期でイベント開催を考えており、来る「天塩川しじみまつり」でもタッグを組んで出店する予定です。
●鈴木知事が町長・協力隊らと懇談
北海道の施策として各市町村の地域で地域づくり活動を行っている方々を知事が訪れ懇談する「なおみちカフェ」が5月22日、天塩川歴史資料館で行われました。今年度、学芸員で地域おこし協力隊に着任した前川康生さんと鷹尾心さんが、鈴木知事に展示内容や町の歴史について案内説明を行いました。続いて知事との懇談が行われ吉田町長からは「町づくりは歴史の延長」としての地域振興策について、元地域おこし協力隊の三國秀美さんからは鍼灸師、森林資源の活用に向けた活動、学芸員・協力隊の前川さん、鷹尾さんは地域の歴史文化を利活用した今後に向けた活動や取組に関する意気込みを語りました。
●消防団 春季消防演習
5月25日、天塩町消防団の春季消防演習が実施されました。朝10時、天塩川河川公園に集合した消防団員ら26名は、点呼や点検、消防操法訓練として小型ポンプ操法の演習等を行ったのち、新開通7丁目付近を火元と想定した火災防御訓練を実施しました。鳴り響くサイレンとともに消防車が次々と訓練場所に到着し、素早くホースを接続し放水作業に取り掛かる団員らの頼もしい姿に、来賓をはじめ見学に訪れた住民らも目を見張っていました。
●天塩高で町民講師が講話
天塩高校では「総合的な探究の時間」授業枠で町民講師の講話から新しく挑戦する職業人の考えや知見から学ぶ「探究人講話」(まち・ひと・しごと創生)を5月26日に実施し、全校生徒約70名が受講しました。講師は、(株)宇野牧場社長の宇野剛司さんは酪農での6次産業化、商品開発の経緯とその過程で得た経験について、(有)マルタケ社長の竹元祥さんは前職の証券会社での営業職、新たに挑んだ畑作農業で学んだビジネスにおける競争戦略について、町立病院薬局長の寺門義典さんは趣味や好きなこと極めていくことの大切さや鏡沼の水質浄化策の提案について語り、生徒からの質問を通じた意見交換を行いました。