- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道猿払村
- 広報紙名 : 広報さるふつ Vol.538 令和7年3月号
猿払村国民健康保険「病院」は、猿払村国民健康保険「診療所」に変わります。
今回は、診療所になると変わることをご紹介します。
現在の病院が提供している機能はすべてそのまま維持されますのでご安心ください。
■病院から診療所になって変わること
▽入院ベッド数の変更
入院用のベッドがこれまでの24床から19床に減少します。過去4年間の平均入院患者数は1日あたり10.5人で、最大の入院者数は令和4年に1日だけ19人に達しました。それ以上の患者数となったことはありません。このため、今後も安心して入院いただける環境を維持します。
▽介護医療院の新設
介護医療院とは、要介護認定を受けた方が長期療養を必要とする場合に利用できる施設です。ここでは、療養管理、看護、介護、機能訓練など、医療と日常生活の支援を受けることができます。
現在の病院のベッド数は24床ですが、診療所になると19床に減少します。一方で、介護医療院を新たに4床開設することで、施設全体の合計は23床となり、実質的な減少は1床のみとなります。
▽診療科目の変更
診療科目は「内科」から「内科(総合診療科)」と「小児科」に変更されます。
総合診療科とは、幅広い年齢層の患者さんの健康管理を担当する診療科目です。これまでも様々な病気について診察を行ってきましたが、今回「内科」から「内科(総合診療科)」という表記に変更します。総合診療科の医師は、一般内科に加え、産婦人科、外科、眼科、耳鼻科、精神科など、さまざまな分野の知識を持っています。
小児科については、現在も子どもたちの診療を行っていますが、転入されたご家族が「猿払村で子どもの診療が受けられないのでは?」という不安を抱かないよう、診療科目として「小児科」を明示します。
また、月に1回行われている眼科診療も引き続き実施します。
問い合わせ先:猿払村国民健康保険病院
【電話】2-3331