くらし 美幌町地域包括支援センターだより

『認知症になっても安心して暮らせる美幌町に』
家族が無理をしない介護を

認知症になると、病気の進行と共に、徐々に手助けが必要となります。その手助けを家族が担う場合も少なくありません。しかし、その介護は家族だからできること、家族だからこそできないことがあります。
以前は、「家族がお世話するのが当たり前」と言われていた時期がありますが、誰かが犠牲になる家族介護は無理があります。
家族の方は、まずは自分の生活を大事にし、どのような介護方法が良いのか誰かに相談してみましょう。
家族の方が穏やかな精神状態でいることが、認知症の方が落ち着いて過ごせることにつながります。

◆認知症の人の家族が介護を乗り切るためのポイント
(1)認知症について正しい知識をもつ
(2)医療・福祉サービスなどを積極的に利用する
(3)さまざまな専門職種の人と接すること
(4)気楽に相談できる存在をもつこと(家族・知人など)
(5)「認知症の人と家族の会」や「認知症カフェ」のような場で、同じ立場の人と交流する

また、当センターでは認知症についての相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

参考:「認知症のある生活に備える手引き」
公益社団法人 認知症の人と家族の会

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美幌町地域包括支援センター
【電話】75-3220・【FAX】73-4787