- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦河町
- 広報紙名 : 広報うらかわ 令和7年4月号
令和7年度の当初予算額が、3月の町議会で議決され、歳出、歳入それぞれ118億500万円となり、昨年より16億4,600万円の減額(12.2%減)となりました。
今月号では、新年度予算の内訳や、新年度の主な事業についてお知らせします。
■一般会計は118.05億円
《歳入用語説明》
自主財源:町が自主的に集められるお金
町税:町に納める税金(町民税や固定資産税など)
繰入金:基金などから一般会計に繰り入れるお金
寄附金:ふるさと納税などで町に寄附されたお金
依存財源:国や道から交付されるお金や町債
地方交付税:全ての市町村が一定の行政サービスを行えるように国が交付するお金
国・道支出金:町が行う事業に対して国や道が交付するお金
町債:町が行う事業に対して借り入れするお金
▽各会計予算額
・町債(借金)
令和7年度末残高見込額115億4,400万円に対し、おおよそ66%が国などから補てんされる予定で、実質的な残高は約39億2,496万円となり町民1人当たり約35万円の借金となります。
・基金(貯金)
令和7年度当初予算の一般会計の基金残高は21億460万円で、町民1人当たり約19万円の貯金となります。
《歳出用語説明》
教育費:小中学校などの管理運営や施設整備、生涯学習に使うお金
民生費:福祉サービスの提供などにかかるお金
職員給与費:職員に毎月支給される給料や手当などにかかるお金
土木費:公共施設の整備や維持管理などに使うお金
衛生費:健康の増進やごみの処理などに使うお金
総務費:全般的な事務や財産管理などにかかるお金
公債費:町の借入金の返済に使われるお金
商工費:商工業の振興に使われるお金
農林水産費:農林業や水産業の振興に使われるお金
消防費:防災力の向上や消防団の運営に使うお金
その他:議会費、災害復旧費、労働費、予備費が含まれる
■新年度の主な事業
○生活福祉に関する事業
こども誰でも通園制度事業…935万円
帯状疱疹ワクチン接種費用助成…1,463万円
地元フレッシャーズ応援事業…50万円
○移住・交流推進に関する事業
LPガス空調・非常用発電機設備整備事業…1億3,301万円
○その他のことに関する事業
ブックスタート事業…12万円
外国人相談支援事業…1,057万円
○産業振興に関する事業
酪農家緊急支援事業…38万円
後継繁殖牛能力検定支援事業…30万円
海面養殖試験事業補助…2,211万円
事業承継マッチング事業…195万円
○移住・交流推進に関する事業
台湾花蓮県新城郷友好交流事業…680万円
○生活環境に関する事業
省エネ家電製品普及促進事業…643万円