くらし 教育行政執行方針

和田 修
重点施策01:学校教育の充実
●地域とつながる学校づくり
「学校運営協議会」は本年度で6年目を迎え、地域との合同防災活動をはじめとした「地域学校協働活動」を実施。地域とともにある学校づくりのため議論を深め、町内中学校の統合については、課題整理を行い、令和8年4月1日の実施へ向け進める
●確かな学力の定着と向上
現職教員研修、オンラインによる「授業改善クリニック」など、授業改善のための様々な研修機会を通して、授業力のスキルアップを進めるほか、小中学生の学習意欲を高めるため、「英語検定」「漢字検定」「算数・数学検定」の検定料全額補助を実施
●豊かな心と健やかな体の育成
いじめを許さない集団づくりと不登校児童生徒一人ひとりへのきめ細かな対応や、悩みを抱える子どもや家庭への支援のため、定期的な学校訪問や電話相談などを行い、学校や関係機関と連携し取り組む。給食の安全安心を担保したうえで、学校給食センターの運営方式を町営方式からスクールランチ方式に切り替え、また、国の動向に合わせて給食費の無償化についても検討
●多様な教育ニーズへの対応
特別支援教育については、特別支援学級のほか、堺町小学校と浦河第一中学校に開設している通級指導教室を拠点に、担当教員が各学校へ出向く巡回指導を実施
●学びを支える教育環境づくり
防災教育では、防災意識と実践力を身に付けるため、社会科などの教科の学びや避難訓練を実施するとともに、各学校での「1日防災学校」と地域との合同防災活動を推進。また、浦河小学校の長寿命化工事は、本年度が3カ年工事の最終年となり、体育館の全面改修などを行い、より良い教育環境づくりを進める

重点施策02:社会教育の充実
●学びを広げる生涯学習推進体制の充実
学習活動奨励のため、生涯学習ニュースの発行やSNSなどを利用し、学習機会の案内や活動の様子を発信
●郷土愛とたくましい子どもを育成する青少年教育の推進
浦河の豊かな自然や文化など、地域資源を活用した様々な体験活動の機会を各関係団体などと連携・協力し提供
●親の学びを支える家庭教育支援の充実
「家庭教育フォーラム」「家庭教育学級」などの学習機会や「親子ふれあい講座」などを実施
●地域課題や多様な学習ニーズに対応した成人教育の推進
一流の選手に触れる機会を創出するため、プロスポーツチームと連携した各種講座を開催
●心を豊かにする文化活動の推進
「町民芸術鑑賞事業」や、「町民芸術祭」の開催など各種文化芸術活動を文化協会と連携・協力し推進
●学びを深め読書の楽しみを伝える図書館活動の推進
乳幼児とその保護者に絵本をプレゼントする「ブックスタート事業」に取り組む
●浦河の過去・現在・未来を学ぶ博物館活動の推進
郷土資料の収集や管理・展示とともに、様々な体験学習を提供する博物館活動を推進
●生涯にわたるスポーツ活動の推進
ファミリースポーツセンターのリニューアルオープンに合わせ、1年を通じ、町民参加型の記念行事を実施
●馬とふれあう喜びを伝える乗馬活動の推進
障がいのある方や高齢者などの配慮の必要な皆さんが、馬とふれあい、喜びを感じられる乗馬機会を提供