くらし うらかわTopics

■馬でつながる地域間交流。茨城県美浦村・河内町に訪問
7月30日から8月1日の3日間、浦河町と茨城県の美浦村・河内町の中学生が交流する青少年育成交流事業が行われ、町内の中学生8人が茨城県美浦村と河内町の中学生10人と交流しました。
この事業は、令和元年から馬産業を有する地域であることを共通点として交流を深めるもので、お互いの地域や文化の違いから地元産業の良さを再発見し、「コミュニケーション能力」や、「人間関係を築く力」を育てる機会として実施するものです。
交流では、筑波研究学園都市のIST-CUBEや筑波宇宙センター(JAXA)の見学のほか、JRA美浦トレーニングセンターや中山競馬場、成田空港内などの普段は入れないエリアに入り、各施設の説明やそこで働く魅力を聞きました。
8月18日の保護者および参加者ふりかえりの会では、交流をふりかえり、参加者からは「北海道で生まれた馬が競走馬になってレースに臨む過程を知れた」「浦河町の大きさや馬産業、漁業が盛んなことに気づき、今後は浦河町の良さを伝えることや積極的に話しかけて色々な人と関わっていきたい」と話し交流を振り返りました。

■浦河と天草児童らが交流で絆を深める
8月26日から28日、浦河町と友好交流都市連携協定を結ぶ熊本県天草市(旧河浦町)から、河浦小学校・河浦中学校の児童や教員など9人が浦河町を訪れ、観光や学校交流を行いました。
26日には訪問団が池田町長・和田教育長を表敬訪問。訪問団長の川上しげりさん(河浦小学校校長)は「昨年度、浦河町を紹介するDVDを見せていただき、雄大な自然と街並みに感動しました。今回は実際に見て・触れて体験できることを楽しみにしています」と挨拶しました。
27日には東部小・浦二中の児童生徒と一緒に授業を受けて交流。この日の給食では、浦河港で養殖されたトラウトサーモン、浦河産いちご「すずあかね」、特別栽培米が提供され、子どもたちは笑顔で食事を楽しみました。
参加した山﨑大夢さん(河浦小6年生)は「浦河町は涼しくて、馬がたくさんいるのに驚きました。交流を通じてみんなと仲良くなれてよかったです。給食のサーモンは脂がのっていて、いちごは甘酸っぱくてとてもおいしかったです。来年以降も交流の機会があれば、絶対に浦河町に行きたいです」と話していました。

■ペーパークラフトでメッセージカードを作りました
8月17日に、浦河町子ども会育成団体連絡協議会と社会教育課が共催する、夏休み子ども文化スポーツ講座「伝えよう!あなたの心飛び出すメッセージカードを作ろう」が総合文化会館で開催され、親子11人が参加しました。
子どもたちは、動物や車など多様なモチーフから好きなものを選び、ハサミやボンドを使って、切り貼りの仕方を工夫しながら、生き生きとした表情で工作に取り組んでいました。

■交通安全教室で反射材の効果や車の死角を体験
8月28日、浦河町交通安全推進協議会が主催する「高齢者の交通安全教室」が浦河自動車学校で開かれ、浦河町老人クラブ堺町福寿会の会員8人が参加し、交通安全への理解を深めました。
教室ではまず、暗闇の中で服の色がどのように見えるかを体験したほか、車を実際に使い「死角」の危険性についても体験。運転席や車外から視点を変えて確認し、交通事故防止に向けた注意点を学びました。

■狩野佑太さんの肉用牛が北海道優等賞3席を受賞
8月30日、音更町でホクレン農業協同組合連合会が主催する「第34回北海道肉用牛共進会」が開かれ、黒毛和種未経産の部で狩野佑太さん(東栄)が出品した肉用牛が優等賞3席を受賞しました。
共進会は、肉用牛の品質向上と生産技術の発展を目的に開催され、狩野さんは「審査では、牛を良く見せるためにエサの時間を調整した。今後も、浦河産黒毛和牛の知名度向上に貢献したい」と話していました。

■先人の労苦に感謝。荻伏地区開拓記念祭
9月5日、基幹集落センター荻伏会館で荻伏地区自治会連合会(岩間俊幸会長)主催の「荻伏地区開拓記念祭」が開かれ、地域住民ら約20人が参加し、先人に祈りを捧げました。
記念祭は、昭和10年の第1回から数えて今回で91回目で、岩間会長は「明治15年に故・沢茂吉氏が元浦川に入植してから149年が経過した。改めて開拓に尽力された多くの先輩方の愛郷心と、荻伏の建設に邁進された努力に心から感謝を申し上げたい」と述べ、参列者とともに先人を偲びました。