- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道清水町
- 広報紙名 : 広報Shimizu 2025年5月号
・岡田 咲月(さつき)さん
日高町出身
清水高校1年生
・有田 琉花(るか)さん
東京都出身
清水高校1年生
「地域みらい留学」は、自分の住んでいる都道府県の枠を超え、興味関心のある高校を選択し、高校3年間をその地域で過ごす国内進学プログラムです。清水高校は、同校振興会の支援で、昨年から「地域みらい留学」を活用した生徒募集を始めました。
そしてこの春、地域みらい留学をきっかけに2名の生徒が入学。清水高校を選んだ理由や新生活についてインタビューしてきました。
―なぜ、清水高校へ?
有田:東京で開催された地域みらい留学の合同説明会で清水高校を知りました。もともと料理が好きで、高校見学に来たときに、食品づくりの授業を体験して楽しかったので、入学を決めました。
岡田:兄が清水高校に通っているので、学校祭や合唱祭などを見て興味を持ちました。将来の夢が決まっていないので、総合学科も魅力に感じて入学しました。
―清水町での新生活はどうですか?
有田:すごく自然がきれいで居心地が良いです。自分たちのために、新しい家電や家具を用意してくれていて、有り難さを感じながら生活しています。一人暮らしに不安はありますが、学校生活では、3年間のうちに資格を取りたいです。
岡田:過ごしやすいですし、道で挨拶をしてもらえるのがうれしいです。家電や家具を準備してもらえて、新生活に向けての負担が軽くなって有り難かったです。今後、生活するにも一人暮らしは良い経験になりますし、清水町でご飯を食べたり、町の人と交流するのがすごく楽しみです。
■清水高校振興会が新生活を応援!!
地域みらい留学生の2人へ、同校振興会員の2社から家電や家具が寄贈されました。藤原工業株式会社(幕別町)から掃除機などが、植村土建株式会社(新得町)からベッド・炊飯器・オーブンレンジなどが贈られました。
・植村土建株式会社の植村社長は「期待と不安を持って来られると思います。こうやって、みなさんを応援している会があることを心の支えにしてもらえたらと思います」と話されました。
・藤原工業株式会社の藤原副社長は「地域みらい留学の活動をきっかけに、地方に魅力を感じてくれてうれしいです。清水高校から、この地域に根付いてくれたらと思います」と話されました。