- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年2月号
■すべての会場に町長、副町長、教育長がお伺いして実施
今年度も昨年と同様に1班体制とし、すべての会場に町長、副町長、そして、教育長がお伺いする形で実施しました。
多くの皆さまのご参加をいただき、ありがとうございました。
この特集では、主な内容を抜粋、要約してお知らせします。各会場の議事録や町としての対応については、ホームページで会場ごとに全件公開していますので、ぜひご覧ください!
また、めむろーど会場ではYouTubeによるライブ配信も行いました。配信の様子は芽室町公式チャンネルから確認できますので、こちらもご覧ください。
■13会場139人が参加し、活発な意見交換
上美生:30人
上伏古:13人
坂の上:16人
中伏古:18人
北伏古:11人
西士狩:4人
祥栄:3人
毛根:5人
美生:14人
高岩:4人
上芽室:5人
めむろーど午前:6人
めむろーど午後:10人
合計:139人
■すべての会場でご説明した内容
・ゼロカーボンの取組
・新嵐山スカイパークのグランドデザインについて
・コンビニ交付開始と自動交付機の廃止について(資料配布)
■ゼロカーボンの取組
Q.町のCO2排出量は産業部門が多く、2030年度の中期目標達成に向けて、家庭で個人が頑張ってもかなり不足し、結局産業部門の排出量を抑えていく必要があると思うが、その辺りはどのように進めていくのか。
A.産業部門は排出量が多く、急に全て再生可能エネルギーに転換することは難しい。企業の努力でお金を払ってカーボンオフセット等を実施している企業もあり、引き続き取り組んでもらいたい。ポイントとしては、まずは行政がトップランナーとして進めていきたいという思い。例えばだが、役場庁舎から公立芽室病院までの公共施設の電気を、マイクログリッドと言う一定の範囲の中で地産地消していくような仕組みができないか等の研究を始めている。また、古い施設の照明をLED化していくなど、行政で一生懸命進めていることを示しながら、その次に、町民の皆さんに対して、再エネ、省エネ導入への補助事業等も進めたい。
Q.再エネ・省エネ導入への補助事業としてLED照明への補助を予定しているようだが、2027年に蛍光灯等の製造が中止になる。補助を実施するのであれば、工事が一斉に集中してしまうのではないかと心配。補助に関しても、予算規模や申込期間など、早めに情報をもらえるとありがたい。
A.需要が集中しても急に製造量は上がらないと思うので、混乱する懸念はある。それも踏まえて、町として環境省とも話をしており、課題と認識している。補助事業実施の際には早めにお伝えしたい。
Q.町で行うJクレジットの方策は、どのようなアプローチで考えているか。
A.十勝広域森林組合と連携しながら、町が持っている町有林や森林組合が持つ森林による二酸化炭素吸収量をクレジット化して、買っていただく企業に売っていくということを考えている。その他にも、可能性を模索しながら広げていきたい。
Q.町として電気自動車などを公用車にする計画はあるか。
A.更新の際は考えていきたい。電気自動車もいいが、冬の走行距離やエンジンルームが暖まらないことで凍ってハンドルが回らないなど、北海道ならではの問題があると聞く。現実的にはPHEV(プラグインハイブリット)がベストだと考えている。