文化 このまち大好き!芽室の歴史探訪

■その124
「関山神社」(北七線西一五一番地)
「美照神社」(西十七線二号)
めむろ歴史探訪会 瘧師信孝

▽関山神社
明治三十五年開拓以来当地入植者の増加を見て、その人々の間から神社設立の話がもちあがり、明治四十一年柏の木を削って棒杭を建て、学識者で十勝開墾合資会社社員福田開三氏謹書に依り天照皇太神宮と書し御神体を鎮座する。
祭神名「天照皇大神」。祭典日は、春季祭四月十五日、十六日。秋季祭九月九日、十日。尚、関山という地名は、土地に関して何らかの貢献があったとされる、村医、故小関裕孝と愛知団体移民、故山本銀治郎の両氏の姓の一時を取り「関山」と命名された。諸説あるが具体的な貢献理由は不明。

▽美照神社
明治三十八年頃から岐阜県人の入植が始まり、大正時代になり、宮城県人、福島県人が入植した。上関山に入植以前、近隣の村などに移住した人々も、耕地面積が少ないなどの理由や自作農を目指し上関山に入植した。
神社は、大正十五年九月八日設立。西十七線二号十四に位置し、祭神名は「天照皇大神」である。
祭典日は、春季祭四月十五日、秋季祭九月九日、十日。