- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年3月号 No.683
皆さん、こんにちは。
大樹町地域おこし協力隊「アウトドアで地域活性化」を目指す!牛島です。
3月になり、地域おこし協力隊としての活動も残すところ1か月となりました。地域おこし協力隊は通常3年の任期ですが、新型コロナウイルスの影響で約1年延長となり、約4年間活動させていただきました。
活動を始めた当初は、大樹町を知るために地域の方々と交流し、魅力を探ることに注力していました。今では、好きな場所がたくさんでき、尊敬する方々にも出会い、日々の暮らしを楽しめるようになりました。心から「大樹町は素晴らしい町だ」と感じています。
4月からは個人事業主として新たな一歩を踏み出します。せっかく大樹町にご縁をいただき、定住を決めたので、地域と深く関わる仕事をしていきたいと考えています。
具体的には、野生動物による被害に悩む農家の方々と協力し、エゾシカやアライグマの個体数調整のための捕獲活動を行います。また、大樹町の歴史や自然環境を活かしたツアーの企画・運営にも取り組みます。もちろん、これだけでは十分な生計を立てるのは難しいため、全道各地で行う環境調査の仕事にも携わりながら、生活の基盤を築いていきたいと考えています。
仕事以外にも、挑戦したいことがたくさんあります。自宅のDIYや、微生物の力を活用した野菜作り、また、敷地内に竪穴式住居を建てたり、人力で地下水を汲み上げる「ガチャポン」を設置したりと、考えるだけでワクワクする、さまざまな試みを楽しみながら実践していきたいと思っています。
これまでお世話になった皆さまに、心から感謝申し上げます。これからも、大樹町の一員として、地域に貢献できるよう精一杯取り組んでいきます。
今後ともよろしくお願いします。