- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年5月号 No.685
町では、町民の皆さんとの対話を重視し、建設的な意見や提言を聞かせてもらいながら、町民と行政が協力して「まちづくり」を進めるための広聴制度を設けています。その1つとして、申し込みのあった行政区や団体と懇談する「町長と語る会」を開催しています。
今年度は3つの行政区と1つの団体から申し込みがありました。先月号に引き続き、今回は3月5日開催の美成行政区と、3月28日開催の子育て環境を考える有志メンバーとの懇談内容を紹介します。
■美成行政区
○HOSPO、射場の今後の取り組みについて
町:令和7年度は、ロケットの組立棟とLCー1までのインフラ整備を中心に行う予定。HOSPOで行われる実験については、調整中のものも含めて数多く予定している。地域の皆さんに影響のある実験などの実施については、これまで通り、事前の説明など調整のうえで実施したい。
○舗装道路の取り付けの補修について
町:除雪などで割れることが多く、町内全体的に同じ状況。ひどいところは補修するので、連絡をもらって現地を確認したい。
○当縁川の治水対策について
町:治水対策について、増水対策は、河川改修と築堤増設を北海道に継続して要望していく。また、上流護岸整備と、河口の土砂堆積に対する抜本的対策は、帯広建設管理部大樹出張所に予算を要望している。
要望に対する北海道の進捗は令和4年度、令和5年度と同様の状況。
■子育て環境を考える有志メンバー
○こども園の入園に関する情報提供と相談体制について
町:入園の選考は、国で示された利用調整基準表を基に、公平性を保って行っている。入園の順番などについては、情報を公表するのは難しい。相談してもらえたら対応できることもあるので児童保育係に相談してほしい。
○病児保育について
町:子ども計画の目標にも掲げており、必要だと認識している。現状としては、実施案の作成や現実的に対応できるか、看護師や保育士などの確保ができるかなど、課題解決に向けて今後も検討していくので、情報共有も含めて、進めていきたい。
○屋内遊技場について
町:BandG・らいふ・学習センターのどこかに作るとなると、らいふがいいと思うが、土日の開館をどうするかが課題。旧南保育所もスペース的にはいいが、建物をどのように活用していくかがまだ決まっていない。検討を進める。
○保育士の確保について
町:保育士は、一定程度余裕をもって配置している。どの自治体も人材確保に苦労していると聞く。保育士を含め、幅広い人材に対応した補助制度を拡充できないか、令和7年度で検討したい。