- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道大樹町
- 広報紙名 : 広報たいき 令和7年5月号 No.685
皆さん、お疲れ様です。
有害鳥獣対策支援のため、地域おこし協力隊として活動しているノンタンこと、小川令人です。
今号は「山野散策のすゝめ」と題して、ある一日をお話します。
あい川の山奥へスノーシューイングに行ってきました。スノーシューイングは、雪に埋まらないカンジキをはいて山野を歩く冬ならではのアクティビティです。誰も踏みしめていない、新雪を歩く。聞こえるのは風の音と木々から落ちる雪の音、野鳥のさえずり、そして雪を踏みしめる「ザシュ、ザシュ」という音。日常から離れた時間です。林道沿いを歩くとエゾシカの足跡を発見し、追跡。進むとエゾシカの背骨を発見。近くにはキツネの足跡。餓死したのか怪我をして動けなくなったのか、そのシカ肉をキツネが運んできたのだろうか。野生で生きる厳しさを垣間見られます。ヌビナイ川に到着し、コーヒーブレイク。早春のヌビナイ川のせせらぎに春を感じます。
スノーシューイングは、気軽に楽しめるアクティビティ。山でお待ちしています。