- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道幕別町
- 広報紙名 : 広報まくべつ 令和7年4月号
続き
■幕別町地域福祉計画(案)
1
〔意見の要旨〕
重層的支援事業の計画性が見えない内容となっている。令和5年度から実施した結果、どのような課題が発生し、今期でどのように計画したのか記載してほしい。
〔町の考え方〕
本計画の29ページ「現状と課題」に記載するとおり、重層的支援事業は、国が掲げる地域共生社会の実現を目指すための新たな取り組みの一つで、地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応するため、属性を問わない包括的な支援体制を構築し、関係する多機関が協働して一体的な支援に取り組むものであり、実施に当たっての施策の方向性と実施体制等を本計画に新たに追加したものです。
第4期幕別町地域福祉計画は、令和7年度からの5年間を計画期間としており、今後、毎年度開催する幕別町地域福祉計画策定委員会の中で進捗状況について点検・評価を行い、委員会の会議録と併せて公表します。《D》
2
〔意見の要旨〕
重層的支援事業について、町民に対してどのような形で周知し共通認識を醸成しているのか。見つけやすく・分かりやすいようになっているか。情報弱者・判断能力がない人等はどうやって知ることができるのか。
また、支援を必要とする人々を積極的に見つけ出すため、町はどのような取り組みを行っていくのか記載してほしい。
〔町の考え方〕
町では、各種事業について広報、ホームページ、SNSやチラシ等の媒体を活用し周知を行っています。
重層的支援事業に関わらず困りごとに対応する際は、まず相談していただくことが第一歩と考えています。町では相談窓口として、高齢者に関することは「地域包括支援センター」、障がいに関することは「基幹相談支援センター」等を設置している他、どこに相談すればよいのか分からない方に対しては、福祉課に「よろず相談窓口」を設置していますが、多くの方に相談窓口を知っていただくため、先の周知の他、町内会長連絡会議など町民が集まる機会を捉えて周知を行っています。
この他、社会とのつながりを支援する参加支援事業や、民生委員児童委員や事業者等と連携し、情報の周知を行うだけでなく、情報の収集を行い、アウトリーチ事業として必要に応じた訪問活動を行っており、この実施体制については本計画の31ページに記載しています。《D》
3
〔意見の要旨〕
コミュニティソーシャルワーカーの配置に予算を使っているが、町の職員でできる人はいるのか。人材育成は進歩しているのか、本計画書で人材育成計画を記載してほしい。
〔町の考え方〕
地域の多機関が協働して支援に取り組むため、コミュニティソーシャルワーカーが関係課や関係機関の役割を整理し支援の方向性を調整することから、町の職員としてより広い知識と経験を有する人材を任用しています。
今後も人材の適正な任用と研修等への参加により研鑽に努めますが、職員の人材育成を本計画に掲載するものではないため、記載しておりません。《D》
4
〔意見の要旨〕
全般的に計画性が見えてこない内容となっている。事業説明・事業体制の説明資料も大事であるが、地域福祉を必要としている人にとって直観的に分かりやすく伝わるよう、イメージ図等を作成・事例を記載するなど「やさしさあふれる資料づくり」をして地域福祉が推進されるよう努めてほしい。
〔町の考え方〕
幕別町地域福祉計画は、地域における高齢者の福祉、障がい者の福祉、児童の福祉その他福祉に関し、共通して取り組むべき事項を定め、福祉分野の各個別計画の「上位計画」として位置付けており、施策を推進するための事業の詳細については個別計画に記載しています。
本計画では「主な施策」に個別計画を表示し、関連する事業を参照しやすくしています。《D》
5
〔意見の要旨〕
3~6ページについては、状況の変化・推移を伝えるのであれば、グラフを用いて着色するなどして、もう少し分かりやすい資料にしてほしい。
〔町の考え方〕
グラフによる表示が分かりやすい項目については、グラフを追加します。《A》
問合せ:福祉課社会福祉係
【電話】(幕)54-6612
■広報2月号に掲載した「幕別町パートナーシップ制度(案)」は意見の提出がありませんでした。
問合せ:住民課住民活動支援係
【電話】(幕)54-2288