くらし たいせつに みずはみんなの たからもの あしょろの上下水道 第54号

■芽登、大誉地、螺湾小学校4年生が上下水道施設の見学に訪れました。
9月9日、10日、11日にゲストティーチャーとして、芽登、大誉地、螺湾の各小学校を訪問し「世界の水循環とあしょろの水道水」「使い終わった水はどのように処理されている?」について、出前講座を実施しました。
9月19日には施設見学を行い、常盤浄水場では、水道水が出来る過程を見学し、水道水とミネラルウォーターとの利き水に挑戦するなど楽しみながら学習しました。
足寄下水終末処理場では、下水道の正しい使い方、汚れた水をどのように処理して河川へ放流するのかを学習し、処理に用いる設備の見学や微生物の観察を行いました。
今後も本町の上下水道事業をより多くの方に身近に感じていただき、理解していただけるよう取り組みを行っていきます。施設見学や出前講座を希望される方は建設課上下水道室へご連絡ください。

■下水終末処理場で活躍する微生物!
皆さんは、下水道へ流れていった水がどのようにしてきれいになるかご存じですか?
薬品で浄化していると思われる方もいるかもしれませんが、なんと!足寄下水終末処理場では、微生物が私たちの汚した水をきれいにしてくれています!
微生物は肉眼で見ることは難しいとても小さな生物ですが下水終末処理場にいる微生物は、1マイクロメートル(1/1000ミリメートル)から500マイクロメートルと大きさに500倍もの差があり、身近な生物に置き換えるとアリとキリンほどの違いになります。
こういったさまざまな種類の微生物が水の中の汚れを食べることできれいになった水を利別川へ放流しています。
このように下水処理に必要不可欠な微生物ですが油や洗剤に弱いという性質も持っています。油は拭き取ったり、洗剤は適量を意識して今後も快適に下水道を利用できるよう心がけていきましょう!

◎足寄下水終末処理場で働く微生物の一例
・エピスティリス
・ロタリア

詳細:役場建設課上下水道工務担当
【電話】28-3868