- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浦幌町
- 広報紙名 : 広報URAHORO 令和7年4月号
令和7年度は第4期まちづくり計画前期5ヵ年の5年目(最終年)となっており、令和6年度に引き続き、まちの将来像「想いをつないで未来を創る“わたしたちのまち”うらほろ」の実現に向け、「子どもを産み育てたいと思えるまち」、「仕事をつなげたい、つくりたいと思えるまち」、「住み続けたい、関わりたいと思えるまち」の3つの重点プロジェクトを掲げ、町民が安心し安全な暮らしを確保できるよう、限られた財源の中で住民生活の充実やニーズを最大限に反映できるような予算編成を行いました。
■令和7年度当初予算総額:108億4,850万円(対前年度比2.3%増)
▽各会計別予算の内訳(単位:千円)
■予算の概要
令和7年度予算は、令和2年度に策定した「浦幌町第4期まちづくり計画」に基づき編成を行い、一般会計の総額を78億3400万円とし、前年度対比6.1パーセントの増額となりました。
ふるさと納税による寄附金事業により積立した「ふるさとづくり基金」の活用により、「浦幌町第4期まちづくり計画重点プロジェクト」や「うらほろスタイル」、「観光振興」などに関する各事業に1億1341万円を充当し、また「公共施設整備基金」を活用し、「公共施設空調設備改修工事」や「定住促進住宅新築工事」などの各事業に、1億4277万円を充当しております。
ハード事業における主なものとしては、新規事業については、「うらほろ森林公園管理棟新築工事」をはじめ、「上浦幌学園義務教育学校校舎建築事業」、「貴老路団地定住住宅新築工事」、「留真の里交流施設浄水池増設工事」などがあり、継続事業については、「相川川西線道路整備事業」や「橋梁長寿命化修繕事業」などについて計上しております。
ソフト事業における主なものとしては、新規事業として、「再エネ促進区域等ゾーニング業務委託料」や「交通・流通課題解消事業業務委託料」、「農林水産物高付加価値化事業業務委託料」、「放課後児童対策事業」、「部活動地域移行マネジメント業務事業」、「防災士資格取得費用補助事業」などを計上し、継続事業として、「定住住宅取得事業」や「海面養殖漁業支援事業」、「高級菜豆作付維持・拡大支援事業」、「雇用促進事業」などを引き続き計上しております。
特別会計においても、「浦幌町第4期まちづくり計画」に基づき編成を行い、特別会計を含めた予算の総額を97億1652万円とし、前年度対比4.4パーセントの増額となりました。
簡易水道事業会計及び下水道事業会計は、予算額の総計を11億3198万円としております。
一般会計歳入においては、町税収入を6億6912万円(前年度当初比1310万円減、2.0パーセント減)で見込み、歳入の大半を占める地方交付税のうち普通交付税は34億6000万円(前年度当初比1億300万円増、3.0パーセント増)、臨時財政対策債は新規発行額ゼロとなります。
なお、普通交付税については、前年度実績比0.4パーセントの減額(前年度交付額34億7483万円)となっております。
■一般会計:78億3,400の万円の内訳
▽歳入(入ってくるお金)
自主財源:21億6,109万3千円(27.6%)(町が自主的に収入することができる財源)
依存財源:56億7,290万7千円(72.4%)(国や道の意思により交付されるもの)
▽歳出(使うお金)目的別
総務費:13億6,779万5千円 17.5%
民生費:15億657万2千円 19.2%
土木費:10億1,995万1千円 13.0%
教育費:9億8,127万1千円 12.5%ほか
▽歳出(使うお金)性質別
義務的経費:28億2,502万4千円(36.1%)(義務的で任意では削減できない経費 =人件費、扶助費、公債費)
任意的経費:50億897万6千円(63.9%)(町が任意に支出できる経費 =物件費、普通建設事業費など)