- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道浜中町
- 広報紙名 : 広報はまなか 2025年1月号
■11/22 浜中中学校で人権教室を開催~思いやりのこころを育む~
11月22日、浜中中学校で人権教室が開催されました。
人権教室は、佐々木人権擁護委員と山口人権擁護委員、天間館人権擁護委員が講師となり、この日は「友達と付き合うときに心がけたいこと」をテーマにダイヤモンドランキングを作成しました。
ダイヤモンドランキングは、「一人ひとりの意見を大切にすること」「意見を否定しないこと」「積極的に参加すること」のルールが設けられ、グループで意見を出し合って作られました。
作成されたダイヤモンドランキングはグループ毎に発表し、それぞれ異なる結果になりましたが、意見の食い違いがある中で互いに尊重し合い、他者を思いやる大切さを学ぶことができたようです。今回の人権教室で学んだことが、今後の学校生活に活かされることを期待しています。
■11/24 第2回「はまなか環境意見交換会」が開催~浜中の自然・魅力を子どもたちに~
11月24日、総合文化センターでNPO法人シマフクロウ・エイド主催による「第2回はまなか環境意見交換会」が開催されました。
基調講演は、「浜中っ子の未来」と題して佐藤文男副理事長が行い、その後、参加者は4人1グループとなり、「浜中大好きっ子を育てるために大人がサポートできることは?」をテーマに意見交換を行いました。グループ毎に用意された「えんたくん」を使いそれぞれ「外に出てみんなで遊ぶ場を提供する」「大人が子どもと一緒に自然を体験する」などと書き出していました。意見発表では、「子どもと町内や自然の中を歩く」「子どもたちが浜中町の自然環境に自ら興味を持ち調べるようになる仕組みづくり」など、さまざまなアイデアが出され、浜中町の自然環境と未来を考える貴重な場となりました。
■11/30 令和6年度地域医療講演会を開催~「せぼねの病気について」学ぶことができました~
11月30日、令和6年度浜中町地域医療講演会を開催しました。
今年度は、釧路孝仁会記念病院の住吉学先生(脊椎・脊髄センター長兼脳神経外科部長)を講師にお招きし、「せぼねの病気について」と題し、ご講演をいただきました。
今回の講演では、背骨の構造や働き、病気の症状や治療法についての詳細な図、レントゲンや実際の手術写真を用いて丁寧に説明していただきました。参加者はスライドを見ながら、先生のお話を熱心に聞かれていました。
講演の最後には、参加者からの質問に親身にお答えくださり、参加された方からは「わかりやすかった」「詳しく説明していただき勉強になった」という声が上がり、充実した良い講演会となりました。
■12/7 令和6年度散布小中学校地域大感謝祭~学習の成果の発表と感謝を伝える~
12月7日(土)、散布小中学校で地域大感謝祭が開催されました。海洋に関わる学習を中心としたこれまでの学びの成果を発信することを通して、「児童生徒が地域を学び、地域をよりよくする方法や生き生きと発表する姿を見てもらうことで保護者や地域の皆さんに感謝の気持ちを伝える」ことを主なねらいとしています。
小学校1年生は、教室にて秋まつりをテーマとした作品の展示、2階ホールにてダンスを披露し、大勢の観客から拍手が送られました。小学校2年生は、音楽室で「町たんけんクイズ」と紙コップなどで作ったロケットを飛ばして得点を狙う「ジャンプロケットコーナー」の展示を行い、地域の方と一緒に楽む形で発表をしました。小学校3・4年生は、「浜中の自然と生きものについて海と森のつながり」と題して学習内容をまとめ、発表を行い環境保全を呼びかけました。小学校5・6年生は、町に対して「道の駅をつくりたい」「きりたんのグッズや食堂を開き地元食材を使用した料理を提供したい」などのプレゼンテーションを行いました。中学生は、スノードームづくりのワークショップや、地域素材の生かしたタラフライバーガーを地元の散布漁業協同組合女性部の方々に手伝ってもらい提供しました。
当日は保護者だけではなく地域の方々も大勢来場し、それぞれの催しを堪能していました。地域と学校が繋がる機会の一つとして、大変有意義な時間となりました。