- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道羅臼町
- 広報紙名 : 羅臼町広報誌「魚の城下町」〜みんなが主役のまち〜 2025年5月号
■『家読(うちどく)セット』スタートから2年…利用ニーズに合わせてセットを改良中!!
令和5年度より開始した家読(うちどく)推進事業「家読(うちどく)セット」ですが、少しずつ貸出数も伸びてきており、家読(うちどく)の推進の一助になっていると実感してきているところです。
また、両幼稚園にも6セットずつ設置させていただいており、幼稚園からは「家読(うちどく)セット、好評です!」と嬉しい声も聞こえてきています。
図書館では、来館いただいた乳幼児の保護者の方の声をもとに、セットテーマの見直しを行い、図書館で貸出しているセットの中に、新たに「読み聞かせ」というセットを作りました。
「読み聞かせ」のセットには、「ちゅうりっぷぐみ」「ひまわりぐみ」「すみれぐみ」の3種類があり、それぞれの年齢に合わせて読み聞かせにおすすめの絵本が5冊ずつ入っています。
物語を聞かせる絵本や、クイズ形式で子どもたちとコミュニケーションを取りながら読むことのできる絵本など、初めて読み聞かせをする方でもチャレンジしやすい絵本を選んでセットにしています。
お家での読み聞かせはもちろん、幼稚園での読み聞かせの際にも、ぜひご活用ください!
▽本選びに困ったら…お気軽にご相談ください
保護者の方から「子どもにどんな本を読めばよいかわからない」というご相談が多く寄せられています。そんなときは、司書が保護者の方とお話しながら、お子さんや保護者の方の好みに合わせた本を提案します。
また図書館では、「●●という本はありますか?」というご相談はもちろんですが、「〇〇について書かれている本はありますか?」や「知りたいことがあるが調べ方がわかならい」といった調べ物のご相談も受け付けています。
ご利用をお待ちしています。
■本屋大賞
全国の書店員が選ぶ2025年一番売りたい本(国内小説部門)は、阿部暁子著の『カフネ』でした。
翻訳小説部門では、レベッカ・ヤロス著/原島文世訳の『フォース・ウィングー第四騎竜団の戦姫ー』でした。
どちらの本も図書館で受入済みです。貸出中の場合は、予約することもできます。
■町内幼稚園・小学校にてかもめ号のガイダンス
町内の幼稚園児と小学1年生を対象に、移動図書館バスかもめ号の利用ガイダンスを実施しました。子どもたちに、かもめ号での本の借り方や本の扱い方などを知ってもらう機会として毎年実施しています。今年度も子どもたちにたくさんの本との出会いを届けるべく、巡回していきます。
■たくさんの寄贈本ありがとうございました!
令和6年度に寄贈いただいた方は、82名、本の冊数は1,335冊でした。
寄贈いただいた本は、図書館の蔵書として受け入れたり、古本市で町民のみなさんへ還元したりするために活用させていただきます。たくさんの寄贈をありがとうございました。