くらし 秋の叙勲

政府は、令和7年秋の叙勲受章者を発表しました。叙勲は、国家または公共に対して功労のある人に勲章が授与されるものです。

◆瑞宝単光章 消防功労
岩渕善朗(よしろう)さん 78歳・大東
元一関市消防団副団長。昭和57年から令和3年まで39年間活動し、幹部になってからは将来の組織運営を見据えた人材育成のため、研修や訓練の実施、屯所の整備を促進しました。「団員が働きやすい環境を目指してやってきた。続けてこられたのは良き先輩、同僚、部下がいてくれたから」と謝意を示しました。

◆瑞宝単光章 教育・保育功労
佐々木のり子さん 77歳・一関
元幼保連携型認定こども園「認定こども園一関幼稚園」園長。埼玉県内の幼稚園で勤務した後、昭和46年に現在の一関幼稚園に就職。平成17年からの13年間は園長として幼児教育の充実・発展に貢献しました。受章について「支えてくれた保護者や地域の皆さん、一緒に頑張った先生たちのおかげ」と思いを語りました。

◆旭日小綬章 弁護士功労
山﨑正敏(まさとし)さん 74歳・一関
元日本弁護士連合会理事。大槌町出身で、昭和54年に司法試験に合格。盛岡市での勤務を経て昭和63年に一関市で弁護士事務所を開設以来、依頼者の声に耳を傾け続けています。本業の傍ら、人権擁護委員や調停委員も引き受け活躍。「弁護士業とともに続けてきた公益的な諸活動が評価されたものと思う」と振り返りました。

◆瑞宝単光章 消防功労
佐藤善市(ぜんいち)さん 77歳・花泉
元一関市消防団分団長。昭和48年から平成28年まで43年間にわたって活動し、長年の経験を生かして団員の資質向上と組織力強化に尽力。有事に効果的な活動ができるよう、消防資機材の保守整備の重要性を浸透させました。「団員の協力があったからこその栄誉。長年やってこられたのは妻のおかげ」と感謝しました。

◆旭日双光章 地方自治功労
海野正之(まさゆき)さん 72歳・川崎
元一関市議。旧川崎村議を4期、市町村合併後も市議を2期務め、平成25年に勇退しました。24年間の議員生活で印象深いのは、新北上大橋を含む国道284号薄衣バイパスのルート決定と全線開通。まちづくりについて「若い世代の世界での活躍、こどもたちの夢を応援していけるような地域になっていってほしい」と願いました。

◆瑞宝単光章 消防功労
佐々木定男(さだお)さん 71歳・一関
元一関市消防団分団長。昭和50年から令和3年まで46年間にわたる消防団生活。さまざまな災害現場で培った豊富な知識と技能を生かし、地域のために昼夜問わず活躍する姿勢が住民らから大きな信頼を集めました。「団員、署員、地元の皆さん、そして家族の協力があったからこそ続けることができた」と感慨をかみしめました。

◆瑞宝双光章 人権擁護功労
吉家本浄(ほんじょう)さん 76歳・一関
人権擁護委員。法泉寺住職。平成9年から同委員として人権相談や人権教育、街頭啓発など精力的に活動し、水沢人権擁護委員協議会会長、岩手県人権擁護委員連合会副会長を歴任。後進の指導育成にも尽力。「良い先輩や仲間、スタッフのおかげで明るく楽しく有意義に活動でき、私一人の受章ではない」と謙虚に語りました。

*掲載の承諾があった受章者を掲載しています