文化 一関のもち食文化(12)

■もち尽くしのおもてなし
一年を通じて、さまざまな機会で餅を食べる一関。年中食べても飽きのこない、地元の旬の食材を生かした多彩な餅料理が伝わっています。
「えびもち」は、主に一関地方の平野部や花泉地方で昔から食べられている餅料理です。紅白で縁起がよく、御祝儀などで振る舞われる餅料理の一つです。
不祝儀の時に食べることが多い「しょうがもち」は、しょうがの辛味の利いたとろみのあるあんを餅にかけて食べます。地域によっては、汁物に近いさらりとしたとろみに仕上げることもあり、市内でも食べ方が異なります。
山わさびを刻んでしょうゆや酒で味付けした「わさびもち」は、大東・藤沢地域を中心に、山わさびが採れる春先に食べられています。

問合せ:
本庁観光物産課【電話】21-8415
一関もち食推進会議…事務局(一社)世界遺産平泉・一関DMO【電話】34-5345