- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県陸前高田市
- 広報紙名 : 広報りくぜんたかた 令和7年4月号 No.1187
■[教訓伝承]震災の経験を後世に受け継いでいくために 東日本大震災伝承シンポジウム
3月1日(土)、公益社団法人3.11メモリアルネットワーク主催の東日本大震災伝承シンポジウムが、市コミュニティホールで開催されました。
持続的な震災伝承のあり方について事例発表とディスカッションが行われた本イベント。震災の記憶の風化が進む中、震災を知らない世代を含めた次世代へこの教訓を受け継いでいこうと、来場者は学びを深めました。
事例発表者として壇上に上がった市観光物産協会の小林大樹(こばやしだいき)事務局長補佐は、高田松原津波復興祈念公園でのパークガイドの取り組みに触れ、「震災を体験していないU・Iターン者などにもガイドの担い手になってもらっている」と話し、教訓を未来につないでいくための伝承のあり方を共有しました。
■[感謝を胸に]仲間とともに巣立ちの春 市内小中学校で卒業式
3月13日(木)から19日(水)にかけて、市内小中学校の卒業式が行われました。
創立150周年の節目の年度に行われた米崎小学校の卒業式では、20人の児童が卒業証書を受け取りました。佐々木一義(ささきかずよし)校長は「今受け取った卒業証書には、家族や地域の皆さまの深い愛情が詰まっていることを忘れないでほしい」と挨拶し、卒業生はそれに応えるように、感謝の言葉と合唱でお世話になった方々への思いを伝え、思い出の学び舎を巣立ちました。
▽令和6年度卒業人数
小学校(8校):114人
中学校(2校):136人
■[令和の怪物]夢への第一歩に市民熱狂 佐々木朗希(ささきろうき)投手のメジャーデビュー戦を応援
本市出身で、米大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する佐々木朗希投手が出場した開幕シリーズのパブリックビューイングが、3月19日(水)、アバッセたかたで行われました。
待望のメジャー初先発となったこの日、会場には熱い声援を送ろうと約80人の市民らが集まりました。2回まで無失点が続いた佐々木投手のピッチングに、この春高田小学校を卒業した菅野奨太(かんのしょうた)さんは「やっぱり150kmを超えるストレートが魅力。無失点で抑えて、これからメジャーで活躍するようなスター選手になってほしい」と期待を寄せました。
佐々木投手は、制球に苦しみながらも3回1失点と堂々のデビュー。チームを勝利に導き、見事に市民の声援に応えてくれました。
■みなさんからの情報をお寄せください。
問合せ:市役所企画政策課
【電話】(内線334)