くらし ひろの食育通信 –No.60–

■いざという時に困らない!備え方とおいしく食べる工夫
災害時にはライフライン(電気・ガス・水道)が止まり、普段のように調理ができない状況になることもあります。非常食の備えをしっかりしておくことで、安心して過ごすことができます。今回は、非常食の基本、備蓄のコツ、おいしく食べるための工夫について紹介します。

■非常食の基本と選び方
非常食は「長期保存できるもの」「調理せずに食べられるもの」を中心に選びましょう。
主食系…アルファ米、乾パン、レトルトごはん
おかず系…缶詰、レトルト食品、お菓子
飲料…栄養補助食品、水

■備蓄のコツ
普段の食事に非常食を取り入れ、使った分を買い足す「ローリングストック法」を活用しましょう。賞味期限切れを防ぎながら、無理なく備蓄が可能です。

■おいしく食べる工夫
・アルファ米でおにぎり…お湯や水で戻したアルファ米をごまや梅干しと混ぜておにぎりに
・乾パンと牛乳で簡単シリアル風…乾パンを砕き、牛乳をかけて食べやすく
災害時でも「食べること」は心の安定につながります。

■賞味期限チェックと防災訓練
定期的に非常食を見直し、期限切れを防ぎましょう。
・年に1〜2回賞味期限チェック(年末年始、防災の日9月1日)
・実際に食べてみる(非常時でも食べ慣れていると安心)
・防災訓練の一環として非常食を試食
いざというときのために、普段から備えておきましょう。

問合せ:農林課
【電話】77-2113