くらし 地域おこし協力隊員活動報告 No.106

■今期の目標と牛削蹄(さくてい)競技会の見学
洋野町の皆さま、こんにちは。地域おこし協力隊2年目の髙木宏輔(こうすけ)です。私は、牛削蹄支援員として、牛の爪を削る「削蹄」を学んでおります。まだまだ分からない事やできない事がたくさんあるため、日々、削蹄の技術や知識を学んでいます。
活動2年目となる今年度は、2級認定牛削蹄師の資格取得を目標にしております。取得には、牛の肢(あし)を持って蹄を削る「単独保定」という方法で蹄を削る技術が必要です。保定する事も削る事も難しく、資格取得には技術の向上が必要なため、1回1回を丁寧に、どうすれば上手く保定できるのかを考えながら作業しています。
見出しにもあるように、牛削蹄競技会の見学に行きました。競技会とは、牛削蹄師が削蹄技術を競う大会です。競技会では、県大会を勝ち抜いた3人が東北大会に、東北大会を勝ち抜いた6人が11月に茨城県で開催される全国大会に出場することができます。私が削蹄を教えて頂いている灰玉平巧(たくみ)さんが大会を勝ち抜き、全国大会に出場することが決まりました。全国大会も見学・勉強・応援に行きたいです。協力隊員として削蹄を学ばせていただいている現状に感謝し、今後は自分も競技会に出て全国大会に行けるよう、日々、頑張りたいと思います。
(牛削蹄支援員 髙木宏輔)