くらし 還付金詐欺が増加しています!~ATMだけじゃない!ネットバンキング を使う手口にも注意!~

還付金詐欺とは、市役所などの公的機関をかたって自宅に電話をしてきて、税金や保険料等が還付されるなどと説明し、そのための手続きとしてATMに誘導するなどしてお金をだまし取る手口の詐欺です。
近年、手口が多様化しており、インターネットバンキングを使って振り込ませる手口も見られるため注意が必要です。

〈相談事例〉
●市役所から「健康保険の還付金がある」と電話があった。その後、年金事務所と金融機関を名乗った電話があり、指示通りにATMを操作したら振り込みをしていた。
●市役所から「保険料の払い戻しがある」と電話があり、払い戻しをしてもらうことにした。その後、払い戻し先の口座がある金融機関を名乗った電話があり、暗証番号を聞かれた。教えたくなかったが「キャッシュカードや通帳がそちらにあるので大丈夫」と言われ、伝えてしまった。不安になりその金融機関に確認すると、勝手にインターネットバンキングの申し込みがされていた。

〈アドバイス〉
●役所等から「お金が返ってくる」という電話がかかってきたら、それは還付金詐欺です!
●公的機関や金融機関などが、ATMの操作をするように誘導したり、口座番号や暗証番号などを聞き出すことはありません。個人情報は絶対に教えず、すぐに電話を切ってください。
●還付金に心当たりがある場合は、自分で役所等の担当部署を調べたうえで連絡し、確認してください。
●不審な電話の対策として、防犯機能付き電話機の導入や、電話機の留守番電話機能、ナンバーディスプレイ機能などを活用しましょう。

おかしいな?困ったな!と思ったら、ひとりで悩まず、ご相談ください。
●消費者ホットライン
【電話】188
●消費生活相談窓口
【電話】724-7165