くらし ペットの適正飼養について

毎年9月20日から26日は動物愛護週間です。
これは国民の皆さんに動物の愛護と適正な飼い方についての理解と関心を深めてもらうため、動物愛護管理法で定められています。
この機会に身近にいる動物について、もう一度考えてみましょう。

■犬の登録はお済みですか?
犬を飼ったら30日以内(生後90日以内の犬を飼った場合、90日をすぎてから30日以内)に市へ犬の登録(犬の生涯に1回)を行い、鑑札の交付を受けてください。また、飼い主や住所の変更、犬が死亡した場合も市への届出が必要ですので忘れずに市へ届け出てください。

■狂犬病予防注射は忘れずに
生後90日をすぎた犬については、毎年4月1日から6月30日までに、動物病院または集合注射で予防注射を行ってください。集合注射の日程については広報、HPおよびハガキでご案内します。

■鑑札と済票の装着をしましょう
鑑札と注射済票は、狂犬病予防法で装着が義務付けられており、迷子になったときに飼い主を特定するための重要な情報になります。また、周囲の人の安心にもつながります。

■人を噛んでしまったら
飼い犬が他の人に危害を加えた場合、すぐに被害者のケガへの応急対応にあたる必要があります。その後、速やかに塩釜保健所岩沼支所に連絡し、指示を仰いでください。また、事故防止にも努めましょう。

■散歩のルール
(1)ふんは必ず持ち帰りましょう
犬の散歩はトイレのためではありません。排泄は散歩の前に済ませる習慣をつけ、それでもしてしまった場合は、尿はペットボトルの水などで流し、ふんは必ず持ち帰るようにしましょう。
(2)リードを着用しましょう
よくしつけられた犬や小さな犬でも、苦手や怖いと思う人がいます。散歩をするときはリードで繋ぎ、またリードを短めに持つことで、犬のとっさの行動に対応できるようにしましょう。

■猫は室内で飼いましょう
猫を外で飼うことは、近隣への迷惑だけでなく、交通事故や猫同士のけんか、感染症など猫自身への危険でいっぱいです。猫を飼うときは、身元を確認できるものを装着し、猫が生活しやすい環境を整えて室内で飼うようにしましょう。そうすることで、外で猫が歩いていても、飼い猫か野良猫かの判別がつくとともに、迷子になった時は早期発見につながります。

■無責任な餌やりはやめましょう
猫のふん尿被害や家の納屋でこどもを産んだなど、猫に対する苦情や相談が寄せられています。かわいそうという理由で無責任に餌を与えると、猫がどんどん集まってきます。集まった猫により知らず知らずのうちに、近隣の住民に迷惑をかけてしまう場合があります。

■飼い主のいない猫の不妊去勢手術に対する助成
飼い主のいない猫の不妊去勢手術を行う場合、手術費用の一部助成を受けることができます(手術前の申請が必要です)。助成を受けるには条件がありますので、詳しくは宮城県獣医師会(【電話】022-297-1735)へお問い合わせください。

問合せ:
・環境共創課 環境衛生係
【電話】022-724-7160
・塩釜保健所 岩沼支所食品薬事班
【電話】0223-22-6294
・宮城県保健所犬猫ダイヤル
【電話】022-774-6920