くらし 角田市ゼロカーボン通信

第2回は、角田市の二酸化炭素排出量の状況や削減目標などについてお話しします。

◆角田市の二酸化炭素排出量
2020年度で約317千t-CO2となっています。そのうち産業部門が全体の約半分を占め、中でも製造業の割合が大きくなっています。
また、家庭部門では電気由来の排出量が7割を占める一方、産業部門では、化石燃料起源のLPガスや灯油、重油などが5割以上を占めています。
排出量が大きな産業部門での化石燃料を再エネ由来の電力・熱に切り替えていくことが重要となります。

◆二酸化炭素削減目標
ゼロカーボンシティ宣言に即し長期目標は「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」、中期目標は「2030年度までに2013年度比で50%削減」を掲げています。

◆目標達成に向けた取り組み
市では、市民センターなど8施設へ太陽光発電と蓄電池を設置しているほか、ウエルパークでは、空調機などの設備を高効率化するなどZEB化(Nearly ZEB※)を実現しました。また、公用車に、ハイブリット車5台、プラグインハイブリット車3台を導入しています。
ゼロカーボンシティ実現には、市役所のみならず、市内企業や住民の皆さまの取り組みが重要となります。次回は、日常生活でも実践できる取り組みについてお話ししますのでお楽しみに。
※化石燃料などの消費量について75%以上の削減を実現している建物

問い合わせ:生活環境課
(【電話】63-2118)