- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年7月号
栗原市長 佐藤 智
■地元食材を子どもたちと未来へ
6月17日(火)、栗原市誕生20周年記念として、市内小・中学校などへ市の特産品を使用した特別メニューの記念給食を提供しました。
記念給食のメニューは、栗原産米粉パン、栗原産牛肉のハンバーグ、栗原産パプリカ入りサラダなどで、自然豊かな栗原の大地で生産者の皆さまが丹精込めて育てた地元食材を、ふんだんに使用しました。
子どもたちが地元の食材を食べることで、自分たちの暮らすまちでどんな食材が生産されているのかを知り、そのおいしさを広めてもらうこと、そして何よりも、子どもたちの「おいしい」という声と笑顔を生産者の皆さまに届けたいという願いを込めたメニューです。
近年、農業者の高齢化に伴う担い手不足や、燃料、肥料、家畜飼料の価格高騰により、特に畜産農家や園芸農家を取り巻く経営環境は厳しさを増しています。地域農業を持続的に発展させていくためには、内外から若年層の新規就農を促進する必要があることを強く感じています。
この記念給食の思い出をきっかけに、子どもたちが10年、20年後に、さまざまな形で将来の栗原の担い手となってくれたら、これ以上うれしいことはありません。