くらし みらいん くりはら人

■果物で多くの人に笑顔を届けたい
田中 大介 さん(金成小堤)
「果物を食べた皆さんの、おいしい、の一言が一番の励みです」と話す、田中さん。リンゴやブドウを生産・販売する果樹園を営んでいます。
田中さんは元々、農業とは無関係の職業に就いていました。長年農業に携わる父親の姿や、農業の話題を通じて興味を深め、10年前に一念発起し、市内の農業法人に転職。その後、父親が営む果樹園で経験を積み、今年から経営を引き継ぎました。
現在、リンゴとブドウを含む17品種を1ヘクタールほどの農地で栽培しています。気候変動や、野生動物による食害など、課題も多くありますが、果物を楽しみにしてくれる人たちのため、一心に農作業に励んでいます。また、SNSを通じた情報発信を始め、さまざまな世代への販路開拓にも取り組んでいます。
「いずれは果樹園を法人化し、地域に雇用を生むことが目標」と語る田中さん。果物を通じて多くの人に笑顔を届ける挑戦は、これからも続きます。

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