- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年10月号
■東北各県代表が市内で熱戦
8月22日(金)から31日(日)にかけて、市内を会場に東北総合スポーツ大会が開催されました。このうちホッケー競技は、22日(金)から24日(日)に、築館地区と一迫地区のホッケー場で試合が行われた他、30日(土)と31日(日)には、今年改修したばかりの、みちのく伝創館に隣接する市相撲場を会場に相撲競技が行われました。
両競技共に、市内出身の選手が多く出場したことから、地元選手を応援しようと多くの観客が集まり、力いっぱい声援を送りました。
■栗駒高原・西武の森活用へ
8月26日(火)、市は、株式会社西武不動産と連携・協力に関する協定を締結しました。
この協定は、株式会社西武不動産が栗駒山に所有する栗駒高原・西武の森を活用し、地域の活性化や森林保全を目的に締結したものです。
締結に当たり佐藤市長は「栗駒山の自然を守ることはとても大切。この自然を守るため、地域資源の活用やジオトレイルコースの開発など、自然を生かしながら、持続可能な利用を進めていきたい」と話しました。
■栗原市民まつり2万3千人集う
8月30日(土)、イオンスーパーセンター栗原志波姫店特設会場で「2025栗原市民まつり」を開催しました。
ステージでは、ダンススクールによるヒップホップダンスや、書道家による書道パフォーマンス、さとう宗幸さんによる歌とトークショーなどを行い、会場を盛り上げました。また、市出身の坂田幹靖シェフによる栗原産仙台牛ステーキの振る舞いの他、お楽しみ抽選会などを行い、会場を訪れた2万3千人が祭りを楽しみました。
(1)ダンススクールReViVaLによる迫力のダンス
(2)書道家相馬美希さんによる書道パフォーマンス
(3)栗原ドリームアンバサダーさとう宗幸さんによる歌とトーク
(4)市出身のGINZA kansei坂田幹靖シェフによるステーキの振る舞い
(5)(6)多くの来場者が市民まつり会場に集い、各ブースもにぎわう
※写真は本紙6ページをご覧ください
■行政相談委員の功績を表彰
9月3日(水)、東京都新宿区の京王プラザホテルを会場に令和7年度総務大臣表彰式が行われ、市内で長年行政相談委員を務める曽根章さん(志波姫北)が総務大臣表彰を受賞しました。
曽根さんは受賞にあたり「このたびの受賞は、東北管区行政評価局や関係機関の皆さまの支援によるものと、心から感謝しています。今後も市民の皆さまの身近な相談相手として、関係機関とのパイプ役を果たしていきたい」と語り、受賞を喜んでいます。
■冥福と恒久平和を祈る
9月6日(土)、栗原文化会館で「栗原市戦没者追悼式」を挙行し、戦没者の遺族や関係者など約200人が参列しました。
黙とうの後、佐藤市長が「戦争の惨禍を2度と繰り返さないよう、戦争の教訓を風化させることなく、次の世代に戦争の悲惨さ、平和の大切さを語り継ぐことが私たちの使命」と式辞を述べ、平和への誓いを新たにしました。また、参列者全員で献花を行い、戦没者の冥福と恒久平和を祈りました。
■国スポ・障スポ滋賀2025出場
10月27日(月)まで、滋賀県で「第79回国民スポーツ大会」と「第24回全国障害者スポーツ大会」が開催され、市内の選手が出場します。
※詳しくは本紙7ページをご覧ください
■ねんりんピック岐阜2025出場
10月18日(土)から21日(火)にかけて、岐阜県内などで「第37回全国健康福祉祭ぎふ大会(ねんりんピック岐阜2025)」が開催されます。市内からは6人の選手が出場します。
※詳しくは本紙7ページをご覧ください
■稽古の成果を発揮
10月5日(日)に東京都の東京武道館で開催される「第63回全国防具付空手道選手権大会」に、市内から8人の選手が出場します。出場する選手を代表し、佐々木秀大さんは「個人組手の部や団体戦でもベストを尽くし頑張りたい」と意気込みを語り、各選手は闘志を燃やしています。
※詳しくは本紙8ページをご覧ください
■台湾でプレイボール
10月24日(金)から27日(月)にかけて、台湾の嘉義市KANO棒球場で開催される「嘉義市114年諸羅山盃亜洲青少年軟式棒球邀請賽」に、築館中学校3年の白鳥昊來さん(築館坂下)と、金成小中学校9年の髙橋昂さん(金成沢辺上)が出場します。
出場に当たり白鳥さんは「この経験を通して成長できるよう、最後まで全力で頑張ってきます」と、髙橋さんは「優勝目指して、最後まで諦めず頑張ります」と意気込みを語りました。
■高齢者叙勲
国や公共に対し功労があり、88歳に達した松田さんに勲章が授与されました。
◇瑞宝双光章(教育功労)
元一迫町立一迫中学校長 松田 節郎 さん(一迫荒町)
受章に当たり松田さんは「私は教育の中で信という言葉が好きで、相手を信じること、子どもたちを信じること、これが教育の原点だと思っています。子どもたち、周りの人々、特に家族にお礼を言いたいです」と述べられました。
■長寿100歳おめでとうございます
大正、昭和、平成、令和。激動の4つの時代を駆け抜け、思いを紡いで1世紀。
100歳の誕生日を迎えた2人を紹介します。
◇千葉 金子 さん(築館駅前)
茶道や社交ダンスなど、さまざまな趣味を楽しんできた千葉さん。
現在は、入所する高齢者福祉施設で友人とのおしゃべりを楽しみながら、日々元気に過ごしています。
◇菅原 かつみ さん(栗駒三丁)
95歳まで畑仕事に精を出し、家族のためにおいしい野菜を作り続けてきた菅原さん。
2人の孫の子守りをしたことや、ひ孫と暮らしたことは、今も忘れられない大切な思い出です。
※菅原かつみさんの「菅」は環境依存文字のため、常用漢字に置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。