くらし CityView!(1)

「CityView!」では、市のイベントや地域の話題を、皆さんにお届けします。
(掲載した写真は、データで提供します。希望の方は問い合わせください。)

■学力と成長に力を注ぐ
志小田教育長が退任
後任に相沢氏
小中連携などの取組継承
志小田美弘(しこだよしひろ)教育長が5月20日に退任しました。令和元年から2期6年にわたって教育行政に尽力。新型コロナという未知の感染症が広がる中でも子どもたちの教育を守ろうと知恵を絞り、地域の将来を担う子どもたちの学力保障と成長保障に力を注いできました。退任式では、多くの職員に見送られながら市役所を後にしました。今後は「一市民として教育に関われれば」と話していました。また、後任には市学校教育管理監や矢本東小学校校長を務めた相沢進(あいざわすすむ)氏が就き、教育委員会委員に鹿野(かの)あい子(こ)氏を再任しました。

■初の津波避難タワー活用で共助確認
総合防災訓練 市民ら1万人有事へ備え
市と市自主防災組織連絡協議会は、大津波を想定した本年度の市総合防災訓練を市内各所で行いました。市民や関係機関の担当者ら約1万人が参加し、地区ごとに避難所の運営などで共助を実践。3月に完成した津波避難タワーを使用した初めての訓練であり、スロープを使った車いす利用者ら避難困難者の移動手順も確認しました。(6月15日)

■有事に備え対応力底上げ
東松島市消防団
市消防団の春季講習会を東松島消防署で開催しました。規律訓練やポンプ車の運用について座学や実技を踏まえて訓練し、有事に備えた技術力向上を図りました。同講習会は昨年12月に策定した「消防団改善計画」に基づき、各分団毎に計5日間開催され、今後も年3回に分けて継続して講習を行います。(5月25日)

■市内4人目の集落支援員
大曲地域担当 木村さん
本市は市内4人目となる「市集落支援員」として大曲地域に暮らす木村久義(きむらひさよし)さん(70)を任命し、委嘱状を交付しました。今後は市民センターを活動拠点に大曲のまちづくり協議会事務局員として地域行事の運営、企画に携わり、地域の活性化をサポートしていきます。(5月1日、市役所)

■私たちの健康は私たちの手で
東松島市食生活改善推進員会総会
東松島市食生活改善推進員会の定期総会が開かれました。昨年度は市内小学校での食育活動、デジタル化した食育の情報発信など創意工夫した活動を展開。今年度も引き続き、幅広い世代に食生活改善と健康づくり活動を促します。総会後には、明治安田生命保険相互会社の方々が市との連携協定に基づく支援としてフレイルの講話を受講。実技を交えて楽しく学びました。(5月21日、市役所)

■一日も早く日常生活の回復へ
市内から隣県へ善意集まる
岩手県大船渡市内での山火事被害を受け、市内各地から災害義援金が本市に寄せられています。鳴瀬未来中では、同校生徒会執行部が募金活動を企画。3月17日から21日まで昇降口で在校生らに協力を仰ぎ、3万1,952円が集まりました。一方、野蒜まちづくり協議会も役員会で大船渡への義援金を集め、本市に託しました。東日本大震災からようやくの復興を果たした矢先の大規模な災害に、「一日も早く日常を取り戻してほしい」と思いを寄せていました。