くらし 6.12総合防災訓練―もしもに備えて―
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- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県七ヶ宿町
- 広報紙名 : 広報しちかしゅく 2025年(令和7年)7月号(No.774)
宮城県沖地震(S53.6.12発生)、東日本大震災(H23.3.11発生)の体験を基に、今後の災害に備えるため、「みやぎ県民防災の日」の6月12日に関地区を会場に「6.12総合防災訓練」が行われました。
当日の訓練は、震度6強の地震と土砂災害を想定し、サイレンと防災無線による避難指示の放送で、関地区の皆さんは活性化センターに避難する訓練を行いました。住民、消防団など関係者約50人が参加し、避難所の開設、運営訓練などを実施し、災害時における役割などを確認しました。
また、白石消防署七ヶ宿出張所消防士の指導による煙中通過訓練と心肺蘇生法訓練、陸上自衛隊船岡駐屯地第10施設群隊員の指導による外傷手当訓練と応急担架訓練があり、参加者は実際に体験しながらの訓練に興味深く参加していました。さらに、炊き出し訓練も自衛隊と日赤奉仕団の皆さんにご協力をいただきながら行いました。
訓練に参加した住民は、「訓練を体験することで、災害が起きた時に動ける気がしました。」と話していました。
災害は、地震、豪雨、火山などの「自然災害」と、火災、交通事故、労務災害などの「人為災害」に分類されます。どちらにしても、一人一人が災害に対する意識を常に持ち、災害が起きないように、そして起きた場合のために備えましょう。